みずほとさくらの違いは?停車駅と座席と料金
広島までの時間と料金は、このサイトの区間データベースから取りました。2026年10月14日(水)のJR公式の検索で、大人1人・片道・指定席の条件で調べたものです。停車駅と博多・鹿児島中央までの時刻は、2026年10月13日(火)のJR西日本の時刻表から取りました。
どちらの列車も、山陽新幹線と九州新幹線を通って新大阪と鹿児島中央の間を走ります。どちらも同じ8両編成のN700系です。実際に違うのは、停車駅の数と1日の本数、そしてジャパン・レール・パスで乗れるかどうかです。

写真に写っているのはさくらです。みずほもホームから見ると同じ見た目です。乗る前に発車標で列車名を確かめてください。
みずほとさくらを比べる
下の表では、新大阪からよく使われる3つの区間で2つの列車を比べています。
| 項目 | みずほ | さくら |
|---|---|---|
| 新大阪から広島 | 1時間20分(最速) | 1時間32分(さくら751号) |
| 広島までの指定席 | 10,950円 | 10,420円 |
| 新大阪から博多(最速) | 2時間24分(みずほ615号) | 2時間33分(さくら747号) |
| 新大阪から博多(標準的な時間) | 2時間28分 | 2時間39分 |
| 新大阪から鹿児島中央 | 3時間50分(みずほ615号) | 4時間08分(さくら747号) |
| 停車駅数 | 8駅(みずほ615号) | 13駅(さくら747号) |
| 広島までの1日の本数 | 8本 | 17本 |
| 自由席の車両 | 1〜3号車 | 1〜3号車 |
| ジャパン・レール・パス | 「のぞみ・みずほ利用券」が必要 | 追加料金なしで乗れる |
まず広島までの行を見てください。最速のみずほは1時間20分、さくら751号は1時間32分です。指定席はみずほが10,950円、さくらが10,420円です。この区間では、みずほがさくらより12分速く片道530円高くなります。
もっと長い区間でも、差は小さいままです。2026年10月13日のJR西日本 山陽新幹線・九州新幹線時刻表には、博多までみずほが8本、さくらが17本載っています。標準的なみずほは2時間28分、さくらは2時間39分です。最速はみずほ615号の2時間24分と、さくら747号の2時間33分です。
終点の鹿児島中央までは、みずほ615号が3時間50分、さくら747号が4時間08分です。この日、新大阪から鹿児島中央まで通して走ったのは、みずほが7本、さくらが14本でした。

写真はみずほで、さくらと同じ8両編成のN700系です。JR西日本の時刻表には、みずほ615号とさくら747号のどちらも8両編成のN700系と書かれています。どちらにもグリーン車の指定席と、一部が指定席の普通車があります。
つまり、決め手は列車そのものではありません。決め手になるのは停車駅と本数、そして持っているレールパスです。次の3つの章で1つずつ見ていきます。

1日の本数とのぞみ
調べたどの路線でも、さくらはみずほのおよそ2倍の本数が走っています。このグラフは、2026年10月14日(水)のJR東海時刻表をもとに1日の本数を数えたものです。

| 項目 | 本数 |
|---|---|
| 広島まで:みずほ | 8本 |
| 広島まで:さくら | 17本 |
| 岡山まで:みずほ | 8本 |
| 岡山まで:さくら | 17本 |
| 姫路まで:みずほ | 3本 |
| 姫路まで:さくら | 11本 |
| 博多〜広島:みずほ | 8本 |
| 博多〜広島:さくら | 18本 |
新大阪から広島・岡山・新神戸までは、さくらが1日17本でみずほが1日8本です。姫路はどちらも本数が少なく、さくらが11本、みずほが3本です。反対方向の博多から広島までは、さくらが18本、みずほが8本です。
新大阪から広島の全体を見ると、JR東海の時刻表には1日96本の列車が載っています。のぞみ57本、さくら17本、こだま10本、みずほ8本、ひかり4本です。つまり、みずほは全体の8%、さくらは18%です。
だからこそ、この比較にはのぞみも入れる必要があります。山陽新幹線では、のぞみがどちらの列車よりずっと多く走っています。新大阪から博多までは、最速ののぞみが2時間28分で16,020円です。さくら751号は2時間39分で15,280円です。のぞみはさくらより11分速く、片道740円高くなります。
博多から広島までは、最速ののぞみが1時間1分で9,630円です。さくら746号は1時間9分で9,100円です。のぞみのほうが8分速く、530円高くなります。
のぞみは山陽新幹線だけを走りますが、みずほとさくらは博多から先の九州新幹線まで走ります。熊本や鹿児島中央へは、この2つの列車なら博多で乗り換えずに行けます。のぞみは博多までか、それより手前で終わる行程に向いています。東海道新幹線ののぞみとひかりについては、このサイトののぞみとひかりの比較のページを見てください。

みずほとさくらの停車駅
さくらはみずほより停車駅が多く、時間差の大半はそこから生まれます。どちらの列車も、列車ごとに停車駅が変わります。下の例は、2026年10月13日のJR西日本時刻表で鹿児島中央まで最も速い2本です。

この図は2つの列車をまとめたものです。2026年10月13日のJR西日本 みずほ615号の時刻表には、新大阪・新神戸・岡山・広島・小倉・博多・熊本・鹿児島中央の8駅が載っています。新大阪を19:54に出て、3時間50分後の23:44に鹿児島中央に着きます。
2026年10月13日のJR西日本 さくら747号の時刻表には13駅が載っています。みずほの停車駅に、西明石・福山・新鳥栖・久留米・川内が加わります。新大阪を08:53に出て、4時間08分後の13:01に鹿児島中央に着きます。
この川内は、鹿児島県にある九州新幹線の駅です。みずほ615号は、福山・新鳥栖・久留米・川内をすべて通過します。これらの駅が目的地なら、そこに止まるさくらを時刻表で探してください。
さくらも、すべての列車が同じ駅に止まるわけではありません。たとえばさくら747号は姫路を通過します。乗る予定の列車の時刻表を確かめてください。乗る前には、駅の案内で停車駅も見ておいてください。

写真の鹿児島中央駅は、どちらの列車にとっても終点です。さくら747号は14番線に、みずほ615号は12番線に着きます。この日、どちらも新大阪の20番線から出発しました。
長崎へは、このサイトのデータベースではさくらを使う行き方にしています。新大阪から長崎は最速で3時間59分、指定席で21,030円です。さくらから特急リレーかもめに乗り換え、さらにかもめに乗り換えます。
大阪に近い駅へ行くときも、さくらが使えます。新大阪から姫路は、さくらの最速で28分、3,750円です。新大阪から新神戸は、さくらで12分、1,530円です。

座席と自由席
座席はみずほもさくらも同じです。8両編成のN700系では、1〜3号車が自由席、4〜8号車が指定席です。6号車は半分がグリーン車です。
スマートEXのみずほ・さくらN700系座席配置によると、4〜8号車の座席は2席×2列です。JR西日本の8両編成N700系新幹線の座席案内も同じ内容です。JR九州の鹿児島中央〜新大阪新幹線案内では、ひとことで「真ん中の席がない」と書かれています。
長く乗るときはここが大事です。2席×2列の座席は指定席の4〜8号車にあります。広い席に座りたいなら指定席を予約してください。JR西日本の車両案内では、号車ごとに「自由席」「指定席」と書かれています。
グリーン車は全席に電源コンセントがあります。普通車では窓側の席と、最前列・最後列の席にあります。

写真の博多駅のように、ホームには号車番号の表示があります。列車が来る前に、自分の号車の番号のところで待ってください。
大きなスーツケース
荷物のルールはどちらの列車も同じです。3辺の合計が160cm以内の荷物は、予約なしで荷棚に置けます。161〜250cmの荷物には特大荷物スペースつき座席が必要です。きっぷを買うときに予約してください。250cmを超える荷物は持ち込めません。予約なしで特大荷物を持ち込むと、1,000円の手数料がかかります。
どちらの列車も、特大荷物スペースつき座席は指定席とグリーン車の最後列にあります。7号車にはありません。
のぞみと混雑する時期
東海道新幹線の16両編成のぞみは、仕組みが違います。JR東海の東海道新幹線案内(訪日客向け)には、のぞみの自由席は1号車と2号車と書かれています。JR東海ツアーズによると、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始・3連休などの繁忙期は、のぞみが全席指定になります。その期間も、のぞみの全席指定についてのJR東海のページでは、みずほとさくらは自由席のある列車に入っています。
日本の年末年始に移動するなら、どの列車に乗る場合も早めに座席を予約してください。
九州新幹線では、古い800系も走っています。JAPAN RAIL PASSの車両・グリーン車についての案内によると、800系のさくらとつばめの一部にはグリーン車がありません。
ジャパン・レール・パスで乗る場合
ジャパン・レール・パスがあれば、さくらには追加料金なしで乗れますが、みずほには乗れません。JAPAN RAIL PASSの利用可能路線とのぞみ・みずほの規定のページには、パスは「のぞみとみずほの指定席・自由席のどの座席にも使えません」と書かれています。同じページは、パスを持つ人に「ひかり・さくら・こだま・つばめをご利用ください」と案内しています。
パスでみずほに乗るには、乗る前にその区間の「のぞみ・みずほ利用券」を買ってください。発売は乗車日の1か月前からです。指定席券売機かJRの窓口で買えます。1つの料金で、グリーン車・普通車指定席・自由席のどれにも使えます。
| 行程 | 最速列車 | さくら751号 | ジャパン・レール・パスでの追加料金 |
|---|---|---|---|
| 新大阪から広島 | みずほ、10,950円 | 10,420円 | さくら0円、みずほ4,170円 |
| 新大阪から岡山 | のぞみ、6,460円 | 6,140円 | さくら0円、のぞみ2,530円 |
| 新大阪から博多 | のぞみ、16,020円 | 15,280円 | さくら0円、のぞみ4,960円 |
表は、大人1人・指定席でパスがある場合とない場合の料金です。新大阪から岡山を例にすると、のぞみは6,460円、さくら751号は6,140円です。パスがあれば、さくらは追加料金なしです。のぞみには2,530円の「のぞみ・みずほ利用券」が必要です。
九州側では、博多から鹿児島中央までの利用券は5,150円です。広島から博多までは3,400円です。6〜11歳の子どもはおよそ半額です。新大阪から広島までは2,080円、博多から鹿児島中央までは2,570円です。

この図は、列車ごとの追加料金をまとめたものです。パスを持つ人なら計算は簡単です。さくらは広島まで12分遅いですが、みずほの利用券は4,170円かかります。急いでいないなら、さくらに乗ってください。
ジャパン・レール・パスは、公式サイトで7日間・普通車用が50,000円です。海外の旅行代理店では53,000円です。お得かどうかは旅程全体で決まるので、買う前にこのサイトのジャパン・レール・パスは得かのページを見てください。
地域のパスは別の商品です。JR-WEST ALL AREA PASSは、新大阪から博多までの山陽新幹線の指定席・自由席に使え、7日間26,000円です。博多より南へ行くなら、JR九州レールパスを見てください。みずほに乗る計画を立てる前に、それぞれのパスのページで使える列車を確かめてください。
パスを使わない場合、長距離ではネット予約の料金で安くできます。JR九州によると、鹿児島中央〜新大阪のみずほ指定席の通常料金は24,360円です。「EXハヤトク21」なら、21日前までにネットで予約すれば18,400円です。スマートEXへの無料登録と、クレジットカードが必要です。

どちらに乗ればいい?
列車選びは、持っているパス・目的の駅・乗る時間で決まります。座席と荷物のルールはどちらも同じなので、選び方が変わるのはこの3つだけです。

この図は2つの質問を示したものです。同じ選び方を、もう少し詳しく書くと次のとおりです。
- ジャパン・レール・パスを持っている場合:追加料金なしのさくらに乗ってください。みずほに乗るなら、先に区間の「のぞみ・みずほ利用券」(新大阪から広島なら4,170円など)を買ってください。
- パスがなく、急いでいる場合:みずほに乗ってください。広島までさくらより12分速く、530円高くなります。新大阪から広島までのみずほは1日8本だけなので、予定に合う列車があるか確かめてください。
- 小さな駅が目的地の場合:福山・新鳥栖・久留米・川内なら、時刻表でそこに止まるさくらを探してください。
- 料金を安くしたい場合:さくらに乗ってください。新大阪から広島まで530円安くなります。
- 博多までしか行かない場合:のぞみも選べます。さくら751号より11分速く、740円高くなります。
- 長崎へ行く場合:さくらに乗り、特急リレーかもめ、さらにかもめへ乗り換えてください。
- 大きなスーツケースがある場合:どちらの列車もルールは同じなので、160cmを超える荷物があるなら特大荷物スペースつきの席を予約してください。
本数の多さもさくらの強みです。新大阪から広島までは、さくらが17本でみずほが8本です。そのぶん次の列車までの待ち時間が短くなります。みずほに乗り遅れても、次のさくらのほうが次のみずほより早く着くこともあります。
鹿児島中央まで3時間50分以上かかる行程では、食べるものを用意しておいてください。このサイトの日本の駅弁のページで、乗る前に駅で買える弁当を紹介しています。

みずほとさくら、日本在住の98人が選んだのは
2026年10月13〜14日に、日本在住の人へ旅の選び方32項目のネット調査をしました。130人が答えました。機械で書いたような回答・日本の外からの1件・食い違う回答の大半を除き、98人ぶんを集計しています。下の割合は、ほかの人数を書いていない所ではこの98人の中での割合です。日本を旅行する人全体の割合ではありません。32項目の結果と聞き方はこちら。
みずほ・さくら・つばめのいずれかに乗ったことがある人は20.4%(20人)でした。さくらが16.3%(16人)、みずほが7.1%(7人)、つばめが7.1%(7人)です。
新大阪から博多までどの列車に乗るか聞いたところ、54.1%(53人)はどちらでもよいと答え、21.4%(21人)がのぞみを選びました。このページで比べている2つの列車では、さくらを選んだ人が2人、みずほを選んだ人はいませんでした。22.4%(22人)は分からないと答えています。列車名で選ぶ日本在住の人は少ないので、時間と停車駅のほうが選ぶ目安になります。


みずほとさくらのよくある質問
ジャパン・レール・パスでみずほに乗れますか?
パスだけでは乗れません。ジャパン・レール・パスはみずほのどの座席にも使えません。乗る前に、その区間の「のぞみ・みずほ利用券」を買ってください。新大阪から広島までは4,170円、博多から鹿児島中央までは5,150円です。
みずほはさくらよりどのくらい速いですか?
新大阪から広島までは、みずほがさくらより12分速いです。最速のみずほは1時間20分、さくら751号は1時間32分です。鹿児島中央までは、みずほ615号が3時間50分、さくら747号が4時間08分です。
さくらはみずほより安いですか?
はい、少し安いです。新大阪から広島までの指定席は、さくら751号が10,420円、みずほが10,950円で、530円の差があります。ジャパン・レール・パスがあれば、さくらは追加料金なしで乗れます。
みずほとさくらに自由席はありますか?
あります。8両編成のN700系みずほ・さくらでは、1〜3号車が自由席です。4〜8号車は指定席で、通路の両側に2席ずつ並び、6号車は半分がグリーン車です。



