本文へ移動
画面いっぱいに広がる焙煎されたコーヒー豆の接写

写真:Coffee Beans, color (28183654506).jpg by Chuck Grimmett from Yonkers, NY, United States of America (CC0 1.0, cropped), via Wikimedia Commons.

コーヒー豆は飛行機に持ち込めますか?

日本での機内持ち込み可
日本での預け荷物可

日本ではコーヒー豆は機内持ち込みにも預け荷物にも入れられます。

機内持ち込み:できます。コーヒー豆やコーヒー粉末、ドリップバッグは乾物にあたり、日本の液体物リストが対象にしているのは液体やジェル、スプレー類です。そのリストが挙げているコーヒーは飲み物のことなので、抽出したコーヒーや缶・ボトル入りのコーヒーは国際線の機内持ち込みでは100ml以下の容器に限られます。預け荷物:できます。

日本発・日本国内の便でのコーヒー豆

コーヒー豆のルールは航空局の制限品リストによるものです。国際線では液体物リストも適用されます。

コーヒー豆・ドリップバッグ:日本での機内持ち込みと預け荷物
場所可否条件
機内持ち込み可できます。コーヒー豆やコーヒー粉末、ドリップバッグは乾物にあたり、日本の液体物リストが対象にしているのは液体やジェル、スプレー類です。そのリストが挙げているコーヒーは飲み物のことなので、抽出したコーヒーや缶・ボトル入りのコーヒーは国際線の機内持ち込みでは100ml以下の容器に限られます。
預け荷物可できます。

コーヒー豆、コーヒー粉末、ドリップバッグ:乾物であり飲み物ではない

豆のままのコーヒー、コーヒー粉末、1杯用のドリップバッグは、どれも乾いたコーヒーです。どのリストも乾いたコーヒーと飲み物を分けて扱っています。

豆と飲み物は別項目
TSAは、豆と粉のコーヒー(Coffee (Beans or Ground))と液体のコーヒー(Coffee (Liquid))を別の項目にしています。前者は機内持ち込みが「可」で、量の数字はありません。後者は3.4オンス/100mlが上限です。韓国のリストも同じように分かれています。ただし乾いたコーヒーの項目の見出しは粉末タイプのコーヒー(Coffee (powder type))で、粉末とだけ書いていて、豆のままのものは名指ししていません。
オーストラリアの粉末のルールとコーヒー粉末
オーストラリアは国際線の機内持ち込みで一部の粉末を制限していますが、コーヒー粉末は制限されない側に入ります。TravelSECUREのページは塩や砂のような無機物の粉末を制限していて、コーヒーは量の制限が無い有機物の粉末として挙げています。また、粉末はすべて保安検査場で別に出すよう求められる場合があるとしています。
X線検査で中が詰まって見えるバッグ
1キロの豆は、スキャナーには固い塊に見えます。TSAのコーヒーの項目には、機内持ち込みの荷物から食品や粉末を出すよう、保安検査員が求める場合があると書かれています。GOV.UKは、食品や粉末があると手で調べ直すことがあるとしていて、預け荷物に入れておけば遅れを減らせると書いています。
缶・ボトル入りのコーヒー
コーヒーは日本の液体物リストに載っていますが、飲み物としての扱いです。お茶や栄養ドリンクと同じ、その他の清涼飲料(Other Soft Drinks)の行に入っています。JALカードの旅のコラムも同じことをはっきり書いています。ジュースやコーヒー、お茶、水、牛乳を挙げ、普段飲む飲み物はすべて制限品にあたるとしています。
日本へ持ち込む場合:焙煎済みコーヒー
農林水産省の広報誌にある検疫の特集では、検疫カウンターでの確認なしに持ち込めるものが紹介されています。焙煎済みコーヒーもそのリストに含まれていて、密封された乾燥茶葉やティーバッグなどの加工茶、ローストナッツ、ドライフルーツと並んでいます。この特集では、持ち込む品物も税関の検査は受けると触れています。
日本へ持ち込む場合:未焙煎の生豆
未焙煎の豆は植物として扱われます。植物防疫所では、輸出国の検査証明書が不要になった乾燥植物の中にコーヒーの生豆を挙げていて、輸入時の検査は引き続き必要だとしています。植物防疫所のQ&Aでは、その理由として生豆は通常乾燥した状態で輸入されると説明しています。

コーヒー豆:国ごとのルール

コーヒー豆の機内持ち込みの可否は、調べたほかの4つの国と地域すべてで同じです。

コーヒー豆・ドリップバッグ:国ごとの機内持ち込みと預け荷物のルール
出発国機内持ち込み預け荷物当局の説明
日本航空局可可コーヒー豆、コーヒー粉末、ドリップバッグは乾物にあたり、日本の液体物リストが対象にしているのは液体やジェル、スプレー類です。 出典
米国TSA可可コーヒー豆とコーヒー粉末は機内持ち込みと預け荷物どちらにも入れられます。X線検査のために機内持ち込みの荷物から食品や粉末を分けるよう求められる場合があります。液体のコーヒーは別の項目で、機内持ち込みでは3.4オンス/100mlまでに限られます。 出典
英国英国政府可可機内持ち込みの荷物に入った食品や粉末はX線画像を見づらくすることがあるので、手で調べ直す場合があります。預け荷物に入れておけば、遅れを減らせます。 出典
韓国国土交通部 航空保安365可可この項目は粉末タイプのコーヒー向けで、機内持ち込みと預け荷物どちらにも入れられます。液体のコーヒーは別の項目で、国際線の機内持ち込みでは容器を100ml以下にし、1人につき透明なジッパー付きの袋1枚(1リットル)にまとめる必要があります。 出典
オーストラリア内務省、CASA可可コーヒーは有機物の粉末として挙げられていて、国際線の機内持ち込みでは制限されていません。食品は危険物とみなされず、機内持ち込みと預け荷物どちらにも基本的に入れられますが、検疫の対象になる場合があります。 出典

各行は、その当局自身のページに基づいています。航空会社はより厳しい基準を設けていることがあり、最終的な判断は保安検査の担当者が行います。

よくある質問

コーヒー豆は飛行機に持ち込めますか?

日本発・日本国内の便では:できます。コーヒー豆やコーヒー粉末、ドリップバッグは乾物にあたり、日本の液体物リストが対象にしているのは液体やジェル、スプレー類です。そのリストが挙げているコーヒーは飲み物のことなので、抽出したコーヒーや缶・ボトル入りのコーヒーは国際線の機内持ち込みでは100ml以下の容器に限られます。預け荷物:できます。

コーヒー粉末を機内持ち込みに入れられますか?

できます。TSAの項目は題で豆と粉の両方をまとめていて(Coffee (Beans or Ground))、機内持ち込みも預け荷物も「可」です。オーストラリアのTravelSECUREのページでは、コーヒーは制限の無い有機物の粉末に入っています。韓国のリストでは、粉末タイプのコーヒー(Coffee (powder type))は機内持ち込みも預け荷物もできるとしています。

コーヒー豆は日本に持ち込めますか?

焙煎したコーヒーはできます。農林水産省の検疫の特集では、検疫カウンターでの確認なしに持ち込める物に挙げられています。生豆は扱いが違います。植物防疫所は植物検疫証明書を不要としていますが、到着時の輸入検査は必要です。

カップのコーヒーを持ったまま保安検査を通れますか?

国際線では、容器が100ml以下でなければできません。日本の液体物リストは清涼飲料の中にコーヒーを入れていて、TSAも液体のコーヒー(Coffee (Liquid))を3.4オンス/100mlまでとしています。TSAは空のコーヒー用の水筒は持ち込めるとしています。空の飲み物の容器は保安検査場を通ったあとで中身を入れられます。

TSAはコーヒー豆の機内持ち込みを認めていますか?

コーヒー豆とコーヒー粉末は機内持ち込みと預け荷物どちらにも入れられます。X線検査のために機内持ち込みの荷物から食品や粉末を分けるよう求められる場合があります。液体のコーヒーは別の項目で、機内持ち込みでは3.4オンス/100mlまでに限られます。

オーストラリア発の便ではコーヒー豆のルールはどうなっていますか?

オーストラリア:コーヒーは有機物の粉末として挙げられていて、国際線の機内持ち込みでは制限されていません。食品は危険物とみなされず、機内持ち込みと預け荷物どちらにも基本的に入れられますが、検疫の対象になる場合があります。

あわせて読む

このページの出典