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スーパーの通路に並ぶガラス戸冷凍ケースと中央のワイン陳列

写真:Refrigeration aisle.jpg by AG20044018 (CC BY-SA 4.0, cropped), via Wikimedia Commons.

冷凍食品は飛行機に持ち込めますか?

日本での機内持ち込み条件つきで可
日本での預け荷物条件つき

日本では冷凍食品は条件つきで機内持ち込みと預け荷物のどちらにも入れられます。

機内持ち込み:できます。凍って固まった冷凍食品は液体・ジェル・エアゾールには当たりません。ただし国際線では、アイスクリームやかき氷、氷は日本の液体物リストに入っています。氷や保冷剤が例外になるのは、冷やしておく必要がある薬と一緒に入れる場合だけです。預け荷物:できます。食品と一緒に入れるドライアイスは1人あたり2.5kgまでで、二酸化炭素が逃げる構造の容器に入れる必要があります。

日本発・日本国内の便での冷凍食品

冷凍食品のルールは航空局の制限品リストによるものです。国際線では液体物リストも適用されます。

冷凍食品:日本での機内持ち込みと預け荷物
場所可否条件
機内持ち込み条件つきで可できます。凍って固まった冷凍食品は液体・ジェル・エアゾールには当たりません。ただし国際線では、アイスクリームやかき氷、氷は日本の液体物リストに入っています。氷や保冷剤が例外になるのは、冷やしておく必要がある薬と一緒に入れる場合だけです。保冷に使うドライアイスは1人あたり2.5kgまでです。
預け荷物条件つきできます。食品と一緒に入れるドライアイスは1人あたり2.5kgまでで、二酸化炭素が逃げる構造の容器に入れる必要があります。

成田空港は、航空会社によってドライアイスの上限が異なる場合やラベルを求められる場合があるとしています。

冷凍食品:検査では固体か、何で冷やすか、日本への持ち込み

冷凍食品には次の疑問が付いてきます。固体かどうか、何で冷やしているか、日本に持ち込めるかどうかです。

TSAが分類する冷凍食品
TSAの冷凍食品(Frozen Food)の項目は、肉・シーフード・野菜など液体でない食品を対象にしていて、機内持ち込みも預け荷物もできます。生の肉とシーフードの項目には、冷凍の生鮮食品はドライアイスと一緒にどちらの荷物にも入れられるとあります。どちらの項目も食品そのものの量は決めていません。
冷凍デザートは液体として扱われます
アイスクリームは冷凍食品として扱われません。日本の液体物リストには「アイスクリーム」の行があり、アイスクリームとかき氷が入っています。日本語版ではさらに氷も加わります。TSAも両者を分けています。アイスクリーム(Ice cream)の項目には機内持ち込みで3.4オンス/100mlの上限があり、冷凍食品の項目にはそれがありません。
ANAの書き方で見るドライアイス
ANAの制限品のページでは、生鮮食品などを冷やすためのドライアイスを1人あたり2.5kgまで、機内持ち込みでも預け荷物でも認めています。それ以外の目的で持ち込むドライアイスは認めていません。日本の制限品リストは、容器に条件を付けています。二酸化炭素ガスが抜ける構造の容器でなければいけません。
海外では保冷剤そのものにルールが定められています
香港のCAD、台湾のCAA、オーストラリアのCASAは、冷凍食品ではなくドライアイスのほうに数字を決めています。危険物に当たらない生鮮食品を冷やすためなら、どこも1人あたり2.5kgまで認めています。CASAの食品全般の項目では、食品は危険物に当たらないとしています。
日本への持ち込み:冷凍しても肉は規制対象のままです
日本の動物検疫所は、動物検疫の対象となる肉の状態を挙げており、冷凍は生・冷蔵・加熱済みと並ぶ対象の1つです。農林水産省の検疫特集でも旅行者向けに、冷凍肉や真空パックの肉が生肉と同じく対象になると繰り返しています。
日本への持ち込み:冷凍の果物・野菜
植物検疫では冷凍の扱いが異なります。植物防疫所の輸入FAQでは、輸入が禁止されている果物でも、検査時に植物防疫官が冷凍であることを確認できれば輸入できるとされています。冷凍とは、凍結によって完全に固体化していること、または-17.8℃以下の温度であることと定義されています。

冷凍食品:国ごとのルール

英国では冷凍食品は機内持ち込みできません。

冷凍食品:国ごとの機内持ち込みと預け荷物のルール
出発国機内持ち込み預け荷物当局の説明
日本航空局条件つきで可条件つきで可凍って固まった冷凍食品は液体・ジェル・エアゾールには当たりません。ただし国際線では、アイスクリームやかき氷、氷は日本の液体物リストに入っています。氷や保冷剤が例外になるのは、冷やしておく必要がある薬と一緒に入れる場合だけです。 出典
米国TSA条件つきで可可冷凍の肉・シーフード・野菜などの液体でない食品は、機内持ち込みと預け荷物のどちらにも入れられます。氷や保冷剤は保安検査の時点で完全に凍っている必要があり、一部でも溶けている氷は認められません。ドライアイスは5.5ポンドまでで、航空会社の承認が必要です。 出典
英国英国政府不可可冷凍した液体・食品・保冷剤などは、普通は機内持ち込みにできません。薬や食事制限、ベビーフード、乳児用ミルクには一部例外があります。食品は預け荷物に入れられます。 出典
韓国国土交通部 航空保安365条件つきで可条件つきで可生鮮品を保冷して運ぶためのドライアイスは、航空会社の承認を得たうえで、預け荷物または機内持ち込みに1人あたり2.5kgまで入れられます。 出典
台湾民用航空局条件つきで可条件つきで可ドライアイス(危険物ではない生鮮食品用):航空会社の承認があれば、機内持ち込みまたは預け荷物に1人あたり2.5kgまで。包装は二酸化炭素ガスが抜ける構造にしてください。 出典
香港民航処条件つきで可条件つきで可生鮮食品を包むためのドライアイス(危険物ではありません):航空会社の同意があれば、機内持ち込みまたは預け荷物に1人あたり2.5kgまで。包装は二酸化炭素ガスが抜ける構造にしてください。 出典
オーストラリア内務省、CASA条件つきで可条件つきで可食品は危険物とされておらず、基本的に持ち込めます。生鮮食品を包むドライアイスは、航空会社の承認があれば機内持ち込みまたは預け荷物に1人あたり2.5kg(5lb)まで。包装はガスが抜ける構造にする必要があります。 出典

各行は、その当局自身のページに基づいています。航空会社はより厳しい基準を設けていることがあり、最終的な判断は保安検査の担当者が行います。

日本の保安検査で冷凍食品が通らない場合

対応方法
保安検査場に着く前に、上記の預け荷物の制限内で冷凍食品を預け荷物へ移してください。成田空港によると、保安検査場で手放したものは廃棄され、返却されません。

よくある質問

冷凍食品は飛行機に持ち込めますか?

日本発・日本国内の便では:できます。凍って固まった冷凍食品は液体・ジェル・エアゾールには当たりません。ただし国際線では、アイスクリームやかき氷、氷は日本の液体物リストに入っています。氷や保冷剤が例外になるのは、冷やしておく必要がある薬と一緒に入れる場合だけです。保冷に使うドライアイスは1人あたり2.5kgまでです。預け荷物:できます。食品と一緒に入れるドライアイスは1人あたり2.5kgまでで、二酸化炭素が逃げる構造の容器に入れる必要があります。

保安検査で冷凍食品は完全に凍っていないといけませんか?

米国では、凍っていないといけないのは冷やすための氷のほうです。TSAは、食品と一緒に入れる氷や保冷剤は保安検査を通るときに完全に凍っている必要があり、一部が溶けて容器の底に液体がたまっていれば持ち込めないとしています。保冷ジェル(Gel Ice Packs)の項目では、医療上必要な保冷剤は例外としています。

冷凍食品と一緒に入れられるドライアイスはどのくらいですか?

日本発の便では1人あたり2.5kgまでです。成田空港のFAQでは、機内持ち込みまたは預け荷物で生鮮食品を冷やすドライアイスについてこの数値を示しています。米国ではTSAがFAAの上限として5.5ポンドを挙げており、通気口付きで表示のある包装であることと、航空会社の承認が必要なことを示しています。

冷凍の肉や冷凍餃子を日本に持ち込めますか?

自由には持ち込めません。日本の動物検疫所は、生、冷蔵、冷凍、加熱済みにかかわらずすべての肉類が動物検疫の対象になるとしており、加工品の例として肉まんを挙げています。農林水産省の特集でも、ほとんどの肉製品は日本へ持ち込めないとしています。

TSAは冷凍食品の機内持ち込みを認めていますか?

冷凍の肉・シーフード・野菜などの液体でない食品は、機内持ち込みと預け荷物のどちらにも入れられます。氷や保冷剤は保安検査の時点で完全に凍っている必要があり、一部でも溶けている氷は認められません。ドライアイスは5.5ポンドまでで、航空会社の承認が必要です。

英国やヨーロッパでは冷凍食品を機内持ち込みできますか?

英国:冷凍した液体・食品・保冷剤などは、普通は機内持ち込みにできません。薬や食事制限、ベビーフード、乳児用ミルクには一部例外があります。食品は預け荷物に入れられます。

冷凍食品は預け荷物に入れられますか?

できます。食品と一緒に入れるドライアイスは1人あたり2.5kgまでで、二酸化炭素が逃げる構造の容器に入れる必要があります。

あわせて読む

このページの出典

すべて表示(15件)
  1. 国土交通省航空局 — 機内持ち込み・預け荷物の制限品目(2026年4月24日更新)
  2. 国土交通省航空局 — 液体物(LAGs)持ち込み制限の一覧と解説(2015年10月1日)
  3. 国土交通省航空局 — 数量制限の対象となる液体の一覧(日本語、2015年10月1日)
  4. 成田国際空港 — FAQ:持ち込み禁止品目
  5. TSA — What Can I Bring?:冷凍食品
  6. GOV.UK — 機内持ち込み手荷物の制限:概要
  7. Aviation Security 365(MOLIT / KOTSA)— 危険物
  8. 台湾民航局 — 旅客および乗務員が持ち込める危険物
  9. 香港民航処 — 航空旅客向けの荷造りのヒント:旅客と乗務員が持ち込む危険物に関する規定
  10. CASA — Pack Right:二酸化炭素(固体・ドライアイス)、傷みやすい食品の梱包に使う場合
  11. ANA — 国内線の持ち込み・預け入れ条件付き品目
  12. 動物検疫所 — 海外から日本への畜産物の持ち込みについて
  13. 農林水産省 — aff(あふ)2023年11月号:おみやげにも注意、肉や果物を持ち込む際の空港での手続き
  14. 植物防疫所(農林水産省)— よくある質問:輸入について
  15. 台湾民航局 — 旅客および乗務員が持ち込み・預け入れできる危険物の一覧表(中国語)