京成スカイライナーと成田エクスプレスの違いは?行き先と料金
日暮里と京成上野の2駅までなら、時間も料金もスカイライナーが上です。成田エクスプレスは東京駅・品川・渋谷・新宿・横浜まで乗り換えなしで行けます。ホテルがこの近くなら成田エクスプレスが向いています。
京成はスカイライナーをメタリックな紺色に塗っていて、この色を「ウインドブルー」と呼んでいます。下の写真は空港で乗る車両です。

京成スカイライナーと成田エクスプレスの比較
どちらの列車も空港の地下にある同じ2つの駅から出ます。第1ターミナルの成田空港駅と、第2・第3ターミナルの空港第2ビル駅です。第3ターミナルには駅がありません。第3ターミナルからは空港第2ビル駅(第2・第3ターミナル)まで歩くか、無料のバスを使ってください。
下の表は各社が公開している情報を並べたものです。このサイトの京成スカイライナーと成田エクスプレス(N’EX)のページには、大人と子供の料金表を全部載せています。
| 項目 | 京成スカイライナー | 成田エクスプレス |
|---|---|---|
| 運行会社 | 京成電鉄(私鉄) | JR東日本 |
| 東京側の停車駅 | 日暮里、京成上野 | 東京、品川、渋谷、新宿、横浜、大船 |
| 最速時間 | 日暮里まで36分、京成上野まで41分 | 東京駅まで53分 |
| 片道・大人 | 2,580円(ネット購入2,310円) | 東京まで3,140円 |
| 往復の割引 | ネット購入4,500円 | N’EX東京往復きっぷ5,200円(日本以外のパスポート) |
| 座席 | 全席指定 | 指定席、または同じ料金の座席未指定券 |
| 大型荷物 | 全車両に荷物スペースあり、防犯カメラつき | ダイヤル式ロック付きの荷物置き場。先着順 |
| 運行本数(1時間あたり) | 3本 | 多くは2本 |
| 第1ターミナル発の最終 | 23:00 | 21:44 |
| ジャパン・レール・パス | 対象外(私鉄) | JRの特急の普通車が対象 |
多くの旅行者は、東京側の停車駅・料金・最終列車の3つで決まります。スカイライナーは1時間に3本です。成田エクスプレスは多くが1時間に2本で、平日の第1ターミナル発は27本です。
座席の仕組みも2つの列車で違います。スカイライナーは全席指定なので、乗る人は全員座れます。JR東日本の成田エクスプレスの料金ときっぷのページでは、指定席と同じ料金で特急券(座席未指定券)も売っています。この券なら空いている席に座れます。満席のときはデッキに立ちます。

東京側ではどこに止まる?
これが2つの列車で最も大きな違いです。スカイライナーは空港から日暮里までノンストップで、そこから京成上野まで進みます。一部のスカイライナーは途中、新鎌ヶ谷と青砥にも止まります。
京成スカイライナーの公式ページ(速さ・座席・荷物)は、日暮里をJR線へ乗り換えやすい駅として紹介しています。日暮里の京成とJRの駅はつながっていて、京成はそこにJR線への乗り換えの案内カウンターを置いています。このサイトの成田空港から上野・日暮里へのページには、両方の駅と時間を載せています。
下の写真の日暮里は、東京の中心へさらに乗り継ぐスカイライナーの乗客の多くが乗り換える駅です。

成田エクスプレスはもっと広い範囲へ行きます。JR東日本の成田エクスプレス(N’EX)公式ページには2つの行き先が載っています。新宿行きは東京・品川・渋谷・新宿に止まります。大船行きは東京・品川・横浜・大船に止まります。一部の列車は成田・佐倉・四街道・千葉にも止まります。
停車駅ごとに料金が決まっています。普通車の片道料金は、東京まで3,140円、品川・渋谷・新宿まで3,330円です。横浜は4,480円、大船は4,810円です。スカイライナーは日暮里・京成上野ともに同じ2,580円です。下のグラフはこれらの片道料金を順に並べたものです。

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| スカイライナー、ネット購入 | 2310円 | 日暮里または京成上野 |
| スカイライナー、通常 | 2580円 | 日暮里または京成上野 |
| N’EX、東京まで | 3140円 | 普通車 |
| N’EX、新宿まで | 3330円 | 品川・渋谷も同額 |
| N’EX、横浜まで | 4480円 | 普通車 |
宿泊する地域に合わせて選んでください。
- 上野または日暮里:スカイライナーが乗り換えなしで両方に止まります。このサイトの上野・日暮里へのページを見てください。
- 東京駅:成田エクスプレスが最速53分で着きます。バスとの比較は成田空港から東京駅へのページにあります。
- 新宿または渋谷:この2つの中で直接行けるのは成田エクスプレスだけです。料金とバスの情報は成田空港から新宿へと成田空港から渋谷へにあります。
- 品川:成田エクスプレスと京成のアクセス特急、両方が行けます。詳しくは成田空港から品川へのページにあります。
- 浅草:空港の案内には都営浅草線の浅草駅が載っていて、京成アクセス特急がこの線に乗り入れます。成田空港から浅草へのページには直通バスも載っています。
羽田に着く方や、まだ空港を決めていない方は、このサイトの成田・羽田から東京市内へのページで2つの空港を比べています。
料金・割引きっぷ・往復
スカイライナーの通常の片道料金は2,580円です。運賃1,280円と、座席を指定するスカイライナー券1,300円を足した金額です。SuicaなどのICカードを使うと運賃は1,267円に下がりますが、スカイライナー券は別に必要です。スカイライナー券を持たずに乗ると、大人300円・子供150円が加わります。
京成スカイライナーの割引きっぷのページに、もっと安い料金が載っています。ネット・指定の旅行会社・飛行機の機内で買うと、片道2,310円で270円安くなります。ネットで買う往復は5,160円ではなく4,500円で、660円安くなります。6歳から11歳の子供は、ネットで買う片道が1,150円です。
往復の券には決まりが2つあります。引き換えできるのは成田空港駅(第1ターミナル)と空港第2ビル駅(第2・第3ターミナル)だけで、上野や日暮里ではできません。スカイライナーのeチケットは30日前から売り出します。京成がクレジットカード(主要なもの)を受け付けるのは、スカイライナー券か運賃とスカイライナー券のセットだけです。ほかの京成のきっぷは円の現金で払ってください。
Keisei Skyliner & Tokyo Subway Ticketは、成田空港〜京成上野のスカイライナーと地下鉄のパスをセットにしたきっぷです。片道か往復かを選び、都営地下鉄と東京メトロに乗れる24時間・48時間・72時間のパスを組み合わせます。売った日から6か月間使えます。
成田エクスプレスで東京まで行くと、普通車は3,140円、グリーン車は3,910円で770円高くなります。JR東日本の料金は1年中同じです。6歳から11歳の子供は運賃と指定席の料金が半額ですが、グリーン車の料金は大人と同じです。
訪日客にはN’EX東京往復きっぷがお得です。JR東日本のN’EX東京往復きっぷのページによると、大人5,200円、6歳から11歳の子供2,600円です。東京エリアへの1回と、空港へ戻る1回の乗車を14日以内に使えます。決まりの全部は、このサイトのパスのデータベースのN’EX東京往復きっぷのページにまとめています。
- 買える人:日本以外の国のパスポートを持っている人なら誰でも買えます。日本に住んでいる人も買えます。
- 受け取る場所:成田空港駅(第1ターミナル)か空港第2ビル駅(第2・第3ターミナル)だけです。パスポートが必要です。
- 乗車の順番:まず空港から東京へ、その後東京から空港へ。逆の順番はできません。
- 駅:行きと帰りで違う駅を使えます。たとえば行きは新宿、帰りは東京です。
- 乗り換え:対象エリア内であれば、改札の外に出ない限り他のJR東日本の列車にも乗り換えられます。
成田エクスプレスの普通車で東京まで2回乗ると6,280円なので、往復きっぷなら1,080円安くなります。品川・渋谷・新宿までの通常の往復は6,660円、横浜までは8,960円です。スカイライナーのネットの往復は、N’EX東京往復きっぷよりさらに700円安くなります。グラフは4つの往復料金を比べています。

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| スカイライナー、ネット往復 | 4500円 | ネット購入 |
| スカイライナー、通常往復 | 5160円 | 通常券2枚 |
| N’EX東京往復きっぷ | 5200円 | 14日間有効 |
| N’EX 通常往復 | 6280円 | 東京までの券2枚 |
空港地下のJRの駅では、「みどりの窓口」と書かれた看板を探してください。英語では JR Ticket Office と表記されます。空港の両駅とも、この窓口とパスポート読み取り対応の券売機は6:30から21:45まで開いています。きっぷの受け取りには時間がかかる場合があるので、乗車する列車の時間より十分早めに窓口へ行ってください。
下のチェックリストは、ホームへ下りる前に確認しておくべき4つのことをまとめています。

荷物スペース・座席・Wi-Fi
どちらの列車も空港へ行き来する人向けに作られていて、大きなスーツケースを積めます。スカイライナーはどの車両もデッキに幅1.52mの大型荷物スペースがあります。荷物スペースとデッキには防犯カメラがあります。
スカイライナーの座席はシートピッチ105cm、幅47cmです。全部の座席の足元に電源コンセントがあります。日本の電圧は100Vなので、充電器に変圧器が要るか確かめてください。KEISEI FREE Wi-Fiは、スカイライナーの車内と京成の駅で無料で使えます。空港の2つの駅、日暮里と上野も使えます。
成田エクスプレスには網棚のほか、ドアの近くに大型荷物置き場があります。予約は要りませんが、先着順です。どの置き場にもダイヤル式のロックがあり、ドアの近くと荷物置き場には防犯カメラがあります。置き場がいっぱいのときや荷物が入らないときは、足元に置いてください。
比較のため、下の写真はスカイライナーの車端にある大型荷物スペースです。

成田エクスプレスの座席のシートピッチは、普通車が1,020mm、グリーン車が1,160mmです。どちらも大きなテーブルがあり、ひじ掛けの先に電源コンセントがあります。車内では無料Wi-Fiが使えます。車内の大きな画面には、行き先・運行状況・フライト情報を英語・中国語・韓国語・日本語の4つの言葉で出しています。
大きなスーツケースが何個もあるなら、荷物を持たずに列車に乗る手もあります。このサイトの空港からホテルへ荷物を送るページで、成田の配送カウンターを紹介しています。
成田空港発の始発と終電
到着が深夜になる方はこの項目を先に確認してください。スカイライナーの最終は空港発23:00、成田エクスプレスの最終は21:44です。
京成スカイライナーの時刻表(日本語)によると、平日の始発は成田空港駅7:23発で、京成上野に8:29に着きます。土曜・休日の始発は7:30発です。最終は毎日23:00発で、空港第2ビル駅(第2・第3ターミナル)を23:03に出て、京成上野に23:48に着きます。空港発のスカイライナーは1日44本です。
平日の朝早い列車は、最速の36分より時間がかかります。7:23発は京成上野に8:29着、8:12発は9:16着で、どちらも空港から1時間以上かかります。
成田エクスプレスの始発は成田空港駅7:37発、最終は21:44発です。JR東日本は平日27本、土曜・休日28本の発車時刻を公開しています。JR東日本はまた、2026年11月6日から8日にかけて一部の成田エクスプレスが運休すると案内しています。
| 列車 | 曜日 | 第1ターミナル発始発 | 第1ターミナル発最終 |
|---|---|---|---|
| 京成スカイライナー | 平日 | 7:23 | 23:00 |
| 京成スカイライナー | 土曜・休日 | 7:30 | 23:00 |
| 成田エクスプレス | 毎日 | 7:37 | 21:44 |
どちらの列車も、数分後に空港第2ビル駅にも止まります。成田空港駅は第1ターミナルの地下1階にあります。第2・第3ターミナルの駅(空港第2ビル駅)は第2ターミナルの地下1階にあります。このサイトの成田空港第1ターミナルと成田空港第2ターミナルのページに、駅への行き方を載せています。下の写真は空港の駅のホームです。

ジャパン・レール・パス、Suica、京成の安い列車
持っているパスで答えが決まることもあります。ジャパン・レール・パスの公式ページ(使える路線)には、パスで乗れる列車にJRの特急が入っています。乗れるのは特急の普通車で、成田エクスプレスはJR東日本の特急です。同じページには、私鉄では乗る区間の運賃と料金を自分で払うと書いてあります。京成は私鉄なので、スカイライナーにはパスで乗れません。
パスを持っている人は1つ気をつけてください。ジャパン・レール・パスでは、JR-EAST Train Reservationで座席を予約できません。駅で予約してください。買う前に、このサイトのジャパン・レール・パスのページとジャパン・レール・パスは得かのページを読んでください。
JR東日本のエリア限定のパスも2つ、指定席券があれば成田エクスプレスに乗れます。JR EAST PASSは5日間35,000円です。JR TOKYO Wide Passは3日間16,000円です。
下の図は、スカイライナー・成田エクスプレス・京成のアクセス特急を、停車駅・特急料金・ジャパン・レール・パスで比べたものです。

Suicaはどちらの列車でも運賃の支払いに使えますが、カードだけでは乗れません。成田エクスプレスは特急券も必要です。スカイライナーはICカードの運賃が1,267円で、そこにスカイライナー券1,300円が加わります。
京成には特急料金のかからない安い列車が2つあります。京成の公式ページ(成田空港からの3つのルート)に載っています。アクセス特急は乗り換えなしで日本橋・新橋・品川まで行きます。京成本線は船橋を通る列車で、本数が多いです。
| 京成の列車 | 追加料金 | 料金の例 | 時間の例 |
|---|---|---|---|
| スカイライナー | スカイライナー券1,300円 | 日暮里まで2,580円 | 日暮里まで36分 |
| アクセス特急 | なし | 押上まで1,190円 | 押上まで46分 |
| 京成本線 | なし | 押上まで990円 | 空港第2ビル駅(第2・第3ターミナル)から64分 |

京成スカイライナーと成田エクスプレス、どちらに乗るか
ホテル・パス・着く時間など、もう分かっていることで決めてください。下のフローチャートは、2つの質問で答えを1つに絞ります。

次のいずれかに当たるなら、スカイライナーを選んでください。
- ホテルが上野か日暮里の近く。
- 日暮里でJR線に乗り換える予定(京成とJRの駅がつながっている)。
- 出発前にネットで片道2,310円の券を買える。
- 成田エクスプレスの最終21:44より後に着く。スカイライナーの最終は23:00。
次のいずれかに当たるなら、成田エクスプレスを選んでください。
- ホテルが東京駅・品川・渋谷・新宿・横浜の近くで、乗り換えなしで行ける。
- ジャパン・レール・パスを持っている(JRの特急に乗れる)。
- 日本以外のパスポートを持っていて、5,200円のN’EX東京往復きっぷを行きと帰りの両方で使う。
特急料金を払いたくないなら、アクセス特急か京成本線に乗ってください。どちらの列車も大きなスーツケースを積めますが、成田エクスプレスの大型荷物置き場は先着順です。ロッカーや荷物の配送など空港のほかの情報は、このサイトの成田空港のページを見てください。

京成スカイライナーと成田エクスプレス、日本在住の98人が使っているのは
2026年10月13〜14日に、日本在住の人へ旅の選び方32項目のネット調査をしました。130人が答えました。機械で書いたような回答・日本の外からの1件・食い違う回答の大半を除き、98人ぶんを集計しています。下の割合は、ほかの人数を書いていない所ではこの98人の中での割合です。日本を旅行する人全体の割合ではありません。32項目の結果と聞き方はこちら。
成田空港から東京都心へ主にどう行くか聞いたところ、29.6%(29人)が成田エクスプレスと答え、12.2%(12人)が京成スカイライナーと答えました。安い方の列車も含めると、32.7%(32人)が主にJRを使い、20.4%(20人)が主に京成を使っています。10.2%(10人)はリムジンバスを使い、33.7%(33人)は成田空港を使ったことがありません。


よくある質問
スカイライナーは成田エクスプレスより安いですか?
はい、都心までの通常料金ではそうです。スカイライナーは日暮里・京成上野まで2,580円、成田エクスプレスは東京駅まで3,140円です。ネットで購入すると、スカイライナーは2,310円で830円安くなります。
スカイライナーや成田エクスプレスでJRパスは使えますか?
ジャパン・レール・パスで乗れるのはJRの特急の普通車で、成田エクスプレスはJR東日本の特急です。スカイライナーは私鉄の京成の列車なので、パスを持っていても全額を払います。パスでは成田エクスプレスの座席をJR-EAST Train Reservationで予約できません。駅で予約してください。
スカイライナーや成田エクスプレスは事前に予約が必要ですか?
スカイライナーは全席指定なので、乗る前にスカイライナー券が要ります。持たずに乗ると300円が加わります。きっぷは1か月前から、eチケットは30日前から売り出します。成田エクスプレスは指定席を1か月前から買えます。同じ料金の座席未指定券もあります。
成田に夜遅く着いたらどちらに乗るべきですか?
夜遅くに着く場合はスカイライナーを選んでください。成田エクスプレスの最終は成田空港駅21:44発です。スカイライナーの最終は23:00発で、京成上野に23:48着です。



