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ロキソニンS(Loxonin S)の成分・用法・用量と注意

ロキソニンS(Loxonin S)は、日本では第1類医薬品として売られています。1錠中の有効成分はロキソプロフェンナトリウム水和物68.1mgです。添付文書の成人の用量は1錠ずつ1日2回まで(再度症状があらわれた場合は3回目を服用できる)です。対象は15歳以上です。

更新日

68.1mgロキソプロフェンナトリウム水和物の1回量
1錠成人の1回量
2回まで(再度症状があらわれたら3回目)1日の服用回数

第1類医薬品薬剤師だけが販売

ロキソニンSの成分

添付文書に載っている有効成分は1錠中1種類です。左の列が箱の表記で、真ん中の列が公式の英語名です。

ロキソニンSの1錠中の有効成分(添付文書より)
成分(箱の表記)公式の英語名分量
ロキソプロフェンナトリウム水和物(無水物として60mg)Loxoprofen Sodium Hydrate68.1mg
添加物(添付文書の記載のとおり)

ヒドロキシプロピルセルロース,ステアリン酸Mg,乳糖水和物,三二酸化鉄

メーカーはLOXONIN Sの英語の添付文書も公開しています:Daiichi Sankyo Healthcare:LOXONIN S(英語の添付文書)。このページは、PMDAに載っている今の添付文書をもとにしています。

出典:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ロキソニンSの添付文書」、Daiichi Sankyo Healthcare「LOXONIN Sの英語の添付文書」

効能・効果

添付文書に書かれた承認どおりの言葉です。何のために売られている薬かを示すもので、何を飲むかの助言ではありません。

  • 頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
  • 悪寒・発熱時の解熱

用法・用量

添付文書の「用法・用量」の欄を一行ずつそのまま載せています。

ロキソプロフェンナトリウム水和物の1回量
68.1mg
成人の1回量
1錠
1日の服用回数
2回まで(再度症状があらわれたら3回目)
年齢
15歳以上
  • 次の量を水又はお湯で服用して下さい。
年齢ごとの用量(添付文書のとおり)
年齢1回量1日服用回数
成人(15歳以上)1錠2回まで
  • 症状があらわれた時,なるべく空腹時をさけて服用して下さい。
  • ただし,再度症状があらわれた場合には3回目を服用できます。
  • 服用間隔は4時間以上おいて下さい。
  • 15歳未満:服用しないで下さい。

用法・用量に関連する注意

  • (1)用法・用量を厳守して下さい。
  • (2)錠剤の取り出し方:錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して,裏面のアルミ箔を破り,取り出して服用して下さい。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります)

してはいけないこと

添付文書の使用上の注意は「してはいけないこと」から始まります。

(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります)

1.次の人は服用しないで下さい。

  • (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • (2)本剤又は他の解熱鎮痛薬,かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人
  • (3)15歳未満の小児
  • (4)医療機関で次の治療を受けている人
  • 胃・十二指腸潰瘍,肝臓病,腎臓病,心臓病
  • (5)医師から赤血球数が少ない(貧血),血小板数が少ない(血が止まりにくい,血が出やすい),白血球数が少ない等の血液異常(血液の病気)を指摘されている人
  • (6)出産予定日12週以内の妊婦

2.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も服用しないで下さい。

  • 他の解熱鎮痛薬,かぜ薬,鎮静薬

3.服用前後は飲酒しないで下さい。

4.長期連続して服用しないで下さい。

  • (3〜5日間服用しても痛み等の症状が繰り返される場合には、服用を中止し、医師の診察を受けて下さい)

相談すること

添付文書は、次のような場合に相談するよう書いています。

1.次の人は服用前に医師,歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。

  • (1)医師又は歯科医師の治療を受けている人
  • (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
  • (3)授乳中の人
  • (4)高齢者
  • (5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • (6)次の診断を受けた人
  • 気管支ぜんそく,潰瘍性大腸炎,クローン病,全身性エリテマトーデス,混合性結合組織病
  • (7)次の病気にかかったことがある人
  • 胃・十二指腸潰瘍,肝臓病,腎臓病,血液の病気

2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。

  • (1)本剤のような解熱鎮痛薬を服用後,過度の体温低下,虚脱(力が出ない),四肢冷却(手足が冷たい)等の症状があらわれた場合
  • (2)服用後,消化性潰瘍,むくみがあらわれた場合
  • また,まれに消化管出血(血を吐く,吐き気・嘔吐,腹痛,黒いタール状の便,血便等があらわれる),消化管穿孔(消化管に穴があくこと。吐き気・嘔吐,激しい腹痛等があらわれる),小腸・大腸の狭窄・閉塞(吐き気・嘔吐,腹痛,腹部膨満等があらわれる)の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。
  • (3)服用後,次の症状があらわれた場合
副作用の可能性がある症状(部位ごと)
皮膚
発疹・発赤,かゆみ
消化器
腹痛,胃部不快感,食欲不振,吐き気・嘔吐,腹部膨満,胸やけ,口内炎,消化不良
循環器
血圧上昇,動悸
精神神経系
眠気,しびれ,めまい,頭痛
その他
胸痛,倦怠感,顔面のほてり,発熱,貧血,血尿
  • まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。
まれに起こる重篤な症状(症状の名称と症状)
ショック(アナフィラキシー)
服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
血液障害
のどの痛み,発熱,全身のだるさ,顔やまぶたのうらが白っぽくなる,出血しやすくなる(歯茎の出血,鼻血等),青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)
高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,水疱が皮膚の赤い部分にあらわれる,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
中毒性表皮壊死融解症
高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,水疱が皮膚の赤い部分にあらわれる,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
多形紅斑
高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,水疱が皮膚の赤い部分にあらわれる,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
急性汎発性発疹性膿疱症
高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,水疱が皮膚の赤い部分にあらわれる,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
腎障害
発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
うっ血性心不全
全身のだるさ,動悸,息切れ,胸部の不快感,胸が痛む,めまい,失神等があらわれる。
心筋梗塞
しめ付けられるような胸の痛み、息苦しい、冷や汗が出る。
脳血管障害
意識の低下・消失、片側の手足が動かしにくくなる、頭痛、嘔吐、めまい、しゃべりにくくなる、言葉が出にくくなる等が急にあらわれる。
間質性肺炎
階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
肝機能障害
発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
横紋筋融解症
手足・肩・腰等の筋肉が痛む,手足がしびれる,力が入らない,こわばる,全身がだるい,赤褐色尿等があらわれる。
無菌性髄膜炎
首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等があらわれる。(このような症状は、特に全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されている)
ぜんそく
息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。

3.服用後,次の症状があらわれることがありますので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい。

  • 口のかわき,便秘,下痢

4.1〜2回服用しても症状がよくならない場合(他の疾患の可能性も考えられる)は服用を中止し,この文書を持って医師,歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。

その他の注意

  • 〈成分・分量に関連する注意〉
  • 錠剤により添加物による赤い斑点がみられることがあります。

日本で販売できる人

ロキソニンSの箱には第1類医薬品と書かれています。この区分で販売できる人が決まります。

箱の表示
第1類医薬品。箱には「第1類医薬品」と記載されています。
販売できる人
薬剤師しか販売できません。
買うときの情報提供
薬剤師が書面(紙か画面)で必要な情報を提供しなければなりません。ただし買う人が説明を要しないと伝え、薬剤師が適正に使用されると判断したときは省けます。

出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)「医薬品医療機器等法(現行の条文)」、e-Gov法令検索(デジタル庁)「医薬品医療機器等法施行規則(現行の条文)」

持ち帰るとき

よくある質問

ロキソニンSにはロキソプロフェンナトリウム水和物がどれだけ入っていますか?

添付文書では、1回1錠あたり68.1mg(無水物として60mg)です。

成人はロキソニンSを1日にどれだけ飲めますか?

添付文書の成人の用量は1錠ずつ1日2回まで(再度症状があらわれた場合は3回目を服用できる)です。服用の間隔は4時間以上です。

子どももロキソニンSを飲めますか?

いいえ。添付文書では、15歳未満は服用しないこととされています。

ロキソニンSを買うのに薬剤師は必要ですか?

ロキソニンSは第1類医薬品です。薬剤師しか販売できません。

ロキソニンSの英語の名前は何ですか?

Loxonin Sです。ロキソニンSの箱には区分の第1類医薬品も書かれています。

関連する項目

添付文書(PMDA)

このページの出典

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編集:Japan Japan !! · 更新日 2026年10月3日