新ブロン液エース(New Bron Solution Ace)の成分・用法・用量と注意
新ブロン液エース(New Bron Solution Ace)は、日本では指定第2類医薬品として売られています。メーカーの英語の表記はNEW BRON SOLUTION - ACEです。60mL中の有効成分はジヒドロコデインリン酸塩30mg、グアイフェネシン170mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩12mg、無水カフェイン62mgです。添付文書の成人(15歳以上)の用量は10mLずつ1日3回、場合により1日6回まで(服用の間隔は4時間以上)です。12〜14歳にはこれより少ない量が決められています。
第②類医薬品要確認・販売前に店が確認
新ブロン液エースの成分
添付文書に載っている有効成分は60mL中4種類です。左の列が箱の表記で、真ん中の列が公式の英語名です。
| 成分(箱の表記) | 公式の英語名 | 分量 |
|---|---|---|
| ジヒドロコデインリン酸塩 | Dihydrocodeine Phosphate | 30mg |
| グアイフェネシン | Guaifenesin | 170mg |
| クロルフェニラミンマレイン酸塩 | Chlorpheniramine Maleate | 12mg |
| 無水カフェイン | Anhydrous Caffeine | 62mg |
添加物(添付文書の記載のとおり)
果糖ブドウ糖液糖、アルコール、プロピレングリコール、塩化Na、クエン酸、安息香酸Na、パラベン、エチルバニリン、カラメル、バニリン、l-メントール、香料
メーカーはNEW BRON SOLUTION - ACEの英語の添付文書も公開しています:SSP:NEW BRON SOLUTION - ACE(英語の添付文書)。このページは、PMDAに載っている今の添付文書をもとにしています。
出典:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「新ブロン液エースの添付文書」、SSP「NEW BRON SOLUTION - ACEの英語の添付文書」
効能・効果
添付文書に書かれた承認どおりの言葉です。何のために売られている薬かを示すもので、何を飲むかの助言ではありません。
- せき、たん
用法・用量
添付文書の「用法・用量」の欄を一行ずつそのまま載せています。
- ジヒドロコデインリン酸塩の1回量
- 5mg
- 成人(15歳以上)の1回量
- 10mL
- 1日の服用回数
- 3回(6回まで)
- 年齢
- 12歳以上
- 次の1回量を、添付の目盛付コップではかり、いずれも1日3回食後に服用してください。なお、場合により1日6回まで服用しても差支えありませんが、この場合は服用間隔を4時間以上おいてください。
| 年齢 | 1回量 |
|---|---|
| 成人(15才以上) | 10mL |
| 12才〜14才 | 6.6mL |
| 12才未満 | 服用しないこと |
- ※目盛付コップは、使用のつどよく水洗いして、本剤とともに清潔に保管してください。
用法・用量に関連する注意
- (1)用法・用量を厳守してください。
- (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
してはいけないこと
添付文書の使用上の注意は「してはいけないこと」から始まります。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
1.次の人は服用しないでください
- 12才未満の小児。
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
- 他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬、催眠鎮静薬等)
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
- (眠気等があらわれることがあります。)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
5.過量服用・長期連用しないでください
- (倦怠感や虚脱感等があらわれることがあります。)
相談すること
添付文書は、次のような場合に相談するよう書いています。
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- (1)医師の治療を受けている人。
- (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
- (3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- (4)次の症状のある人。 高熱、排尿困難
- (5)次の診断を受けた人。 緑内障、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満症
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
副作用の可能性がある症状(部位ごと)
- 皮膚
- 発疹・発赤,かゆみ
- 消化器
- 吐き気・嘔吐、食欲不振
- 精神神経系
- めまい
- 泌尿器
- 排尿困難
- まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
まれに起こる重篤な症状(症状の名称と症状)
- 再生不良性貧血
- 青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
- 無顆粒球症
- 突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
- 呼吸抑制
- 息切れ、息苦しさ等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 便秘、口のかわき、眠気
4.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
日本で販売できる人
新ブロン液エースの箱には第②類医薬品と書かれています。この区分で販売できる人が決まります。
- 箱の表示
- 指定第2類医薬品。箱には2の数字を四角で囲んだ「第2類医薬品」か、「第②類医薬品」と表示されています。
- 販売できる人
- 薬剤師か登録販売者が販売できます。
要確認:この薬は店が確認してから販売します。新ブロン液エースにはジヒドロコデインリン酸塩が入っています。2026年5月1日から、この成分を含む飲み薬は指定濫用防止医薬品です。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)「医薬品医療機器等法(現行の条文)」、e-Gov法令検索(デジタル庁)「医薬品医療機器等法施行規則(現行の条文)」、厚生労働省「指定第2類医薬品について」、厚生労働省「令和8年厚生労働省告示第32号(指定濫用防止医薬品)」、厚生労働省「令和8年厚生労働省告示第33号(指定濫用防止医薬品の数量)」、厚生労働省「指定濫用防止医薬品の販売等について(医薬発1226第16号・2025年12月26日)」、厚生労働省「指定濫用防止医薬品の販売等に係る質疑応答集(Q&A)について(2026年1月30日)」
持ち帰るとき
新ブロン液エースにはジヒドロコデインリン酸塩が入っています。韓国・台湾・中国本土・香港には、この成分についてそれぞれ公式の決まりがあります。
よくある質問
新ブロン液エースにはジヒドロコデインリン酸塩がどれだけ入っていますか?
添付文書では、1回10mLあたり5mgです。60mL中では30mgです。
成人は新ブロン液エースを1日にどれだけ飲めますか?
添付文書の成人の用量は10mLずつ1日3回、場合により1日6回まで(服用の間隔は4時間以上)です。
子どもも新ブロン液エースを飲めますか?
添付文書は12歳からの用量を定めていて、それより下の年齢では服用しないこととしています。
新ブロン液エースを買うのに薬剤師は必要ですか?
新ブロン液エースは指定第2類医薬品です。薬剤師か登録販売者が販売できます。
なぜ店は新ブロン液エースを売る前に確認するのですか?
ジヒドロコデインリン酸塩が入っているためです。2026年5月1日から飲み薬を指定濫用防止医薬品にする8成分のうちの1つです。店は書面で情報を提供し、その店とほかの店での購入の状況を確かめます。
新ブロン液エースの英語の名前は何ですか?
New Bron Solution Aceです。新ブロン液エースの箱には区分の第②類医薬品も書かれています。
関連する項目
このページの出典
- 医薬品医療機器総合機構(PMDA) 新ブロン液エースの添付文書確認日 2026年10月3日
- SSP NEW BRON SOLUTION - ACEの英語の添付文書確認日 2026年10月3日
- e-Gov法令検索(デジタル庁) 医薬品医療機器等法(現行の条文)確認日 2026年10月3日
- e-Gov法令検索(デジタル庁) 医薬品医療機器等法施行規則(現行の条文)確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 指定第2類医薬品について確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 令和8年厚生労働省告示第32号(指定濫用防止医薬品)確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 令和8年厚生労働省告示第33号(指定濫用防止医薬品の数量)確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 指定濫用防止医薬品の販売等について(医薬発1226第16号・2025年12月26日)確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 指定濫用防止医薬品の販売等に係る質疑応答集(Q&A)について(2026年1月30日)確認日 2026年10月3日
編集:Japan Japan !! · 更新日 2026年10月3日