本文へ移動
木目の台に置かれたOzempic(セマグルチド)の注射ペン

写真:Ozempic (53899794358).jpg by Dennis Sylvester Hurd (CC0 1.0, cropped), via Wikimedia Commons.

マンジャロは飛行機に持ち込めますか?

日本での機内持ち込み条件つきで可
日本での預け荷物可

日本ではマンジャロ・オゼンピック・ウゴービのペンは条件つきで機内持ち込みができ、預け荷物にも入れられます。

機内持ち込み:できます。医師が自己注射用に処方した場合です。日本のリストでは、インスリンのような医師が処方した在宅自己注射の薬に使う注射針は、自分で使うなら持ち込めます。処方された注射ペンもこの項目で判断します。預け荷物:できます。自分で使う注射針は、預け荷物にも入れられると書かれています。

日本発・日本国内の便でのマンジャロ・オゼンピック・ウゴービのペン

マンジャロ・オゼンピック・ウゴービのペンのルールは航空局の制限品リストによるものです。国際線では液体物リストも適用されます。

マンジャロ・オゼンピック・ウゴービ(GLP-1の注射ペン):日本での機内持ち込みと預け荷物
場所可否条件
機内持ち込み条件つきで可できます。医師が自己注射用に処方した場合です。日本のリストでは、インスリンのような医師が処方した在宅自己注射の薬に使う注射針は、自分で使うなら持ち込めます。処方された注射ペンもこの項目で判断します。国際線では、機内で必要な量の液体の薬は100mlの制限から外れます。保安検査員に伝えてください。
預け荷物可できます。自分で使う注射針は、預け荷物にも入れられると書かれています。

インスリンなどの薬を冷やす保冷剤やジェルパックは、薬と一緒に入れていれば液体の制限から外れます。成田空港はインスリン注射について、診断書や処方箋があれば保安検査員に見せ、無ければ保安検査員に伝えるよう案内しています。

GLP-1のペン:注射針・保冷剤・日本へ持ち込める量

注射ペンを確認する窓口は2つあります。搭乗前の保安検査と、日本到着時の税関です。

日本のリストには注射針の項目が2つあり、ペンは2つ目に当たります
ふつうの注射針の項目は、機内で医師や看護師が治療に使う場合を除いて機内に持ち込めないとされています。自分で使う注射針の項目は、医師が処方した在宅自己注射の薬を使うためなら、機内にも預け荷物にも入れられるとされています。例に挙がっているのはインスリン・インターフェロン・アドレナリン製剤で、その後に「等」と続きます。
ANA:証明書は要りませんが、保安検査で伝えてください
ANAのFAQでは、医師が処方した在宅自己注射の薬に使う自己注射器と注射針は、機内に持ち込めるとしています。保安検査では自己注射器だと伝えるよう求めています。ANAは事前の連絡も診断書も求めていません。処方箋か医師の証明書を持っておくよう勧めていて、日本国外の空港では英語のものを勧めています。
JAL:機内に冷蔵設備はなく、使用済みの針は持ち帰ってください
JALによると、機内には薬を冷やす設備がないため、保冷容器は自分で用意するよう求めています。使用済みの針は座席のポケットに残したり、化粧室のごみ箱に捨てたりできません。JALは頼めば使える針の入れ物を機内に用意しています。客室乗務員が注射をすることは認められていません。
保冷剤:凍った状態・溶けた状態、国ごとのルール
日本の液体物リストでは、薬を冷やす氷やジェルは薬と一緒に入れた場合だけ認められます。TSAは医療上必要なジェルの保冷剤を、溶けていてもシャーベット状でも常識的な量なら認めています。GOV.UKは冷却用ジェルパックを機内持ち込みも預け荷物もできるとしています。
日本への持ち込み:1か月分までは手続きなしでできます
税関は厚生労働省の個人輸入のルールに沿って判断します。注射の薬とその注射器は、1か月分までなら輸入確認証なしで持ち込めます。形はプレフィルド注射器か自己注射のキットに限ります。厚生労働省のQ&Aでは、インスリンのような認められた自己注射で、薬と注射器を同時に持ち込む場合として説明しています。
日本への持ち込み:上限を超える場合は渡航前に申請してください
1か月分を超える処方薬は、日本に入る前に輸入確認証を申請するよう厚生労働省は答えています。日本語のQ&Aでは、薬と注射器を別々に持ち込む場合にも触れています。この量は本人の分だけで、ほかの人の分を一緒に持ち込むことはできません。

マンジャロ・オゼンピック・ウゴービのペン:国ごとのルール

英国と韓国では、当局のページにマンジャロ・オゼンピック・ウゴービのペンは機内持ち込みできると載っています。

マンジャロ・オゼンピック・ウゴービ(GLP-1の注射ペン):国ごとの機内持ち込みと預け荷物のルール
出発国機内持ち込み預け荷物当局の説明
日本航空局条件つきで可可できます。医師が自己注射用に処方した場合に限ります。 出典
米国TSA条件つきで可可未使用の注射器は、注射の薬と一緒なら機内に持ち込めます。保安検査場で申告してください。使用済みの注射器は針を捨てる専用の容器に入れてください。医療上必要な液体は常識的な量なら認められます。預け荷物:できます。TSAの項目:未使用の注射器、使用済みの注射器、薬(液体) 出典
EU欧州委員会、EASA条件つきで可—欠かせない薬は、100mlを超える量でも機内に持ち込めます。ただし旅行中に使う分だけで、本物であることの証明を求められることがあります。 出典
英国英国政府可可皮下注射器、欠かせない液体の薬、冷却用ジェルパックは機内持ち込みも預け荷物もできます。自分に処方された薬だと証明する必要があるのは、100mlを超える容器の液体の薬だけです。 出典
韓国国土交通部 航空保安365可可注射針は機内持ち込みも預け荷物もできるとされています。 出典
台湾民用航空局条件つきで可可医療用の注射針は預け荷物に入れてください。ただし機内で医療上の理由により使用が必要な場合は、保安検査場で申告して承認を受けてください。機内持ち込みの上限を超える液体の薬も同じ方法で申告します。 出典
香港民航処条件つきで可条件つきで可薬は確認を受けることを条件に、機内の液体の制限から外れます。薬の類は機内持ち込みも預け荷物もでき、1点あたり0.5kgまたは0.5リットルまでです。 出典
中国本土CAAC条件つきで可可糖尿病など持病のある人が旅行中に必要な液体の薬は、保安検査で確認を受けたうえで機内持ち込みできます。液体は預け荷物に入れることもできます。 出典
オーストラリア内務省、CASA条件つきで可可薬と、それに似た医療用の投与器具は機内持ち込みも預け荷物もできます。皮下注射針は、自分に医療上必要だと証明できる場合だけ機内に持ち込めます。医師の証明書を持っておく必要があります。CASA Pack Rightの項目:薬、処方薬、ワクチン、エピペンなどの医療用投与器具、皮下注射針(注射器に付いているかどうかを問わない) 出典

各行は、その当局自身のページに基づいています。航空会社はより厳しい基準を設けていることがあり、最終的な判断は保安検査の担当者が行います。

日本の保安検査でマンジャロ・オゼンピック・ウゴービのペンが通らない場合

対応方法
保安検査場に着く前に、マンジャロ・オゼンピック・ウゴービのペンを預け荷物へ移してください。成田空港によると、保安検査場で手放したものは廃棄され、返却されません。

よくある質問

マンジャロは飛行機に持ち込めますか?

日本発・日本国内の便では:できます。医師が自己注射用に処方した場合です。日本のリストでは、インスリンのような医師が処方した在宅自己注射の薬に使う注射針は、自分で使うなら持ち込めます。処方された注射ペンもこの項目で判断します。国際線では、機内で必要な量の液体の薬は100mlの制限から外れます。保安検査員に伝えてください。預け荷物:できます。自分で使う注射針は、預け荷物にも入れられると書かれています。

マンジャロ、オゼンピック、ウゴービは日本に持ち込めますか?

日本の厚生労働省はこれらの商品名を挙げていません。個人輸入のルールは注射の薬全般が対象です。注射の薬とその注射器は、プレフィルド注射器か自己注射キットの形なら、1か月分まで輸入確認証なしで持ち込めます。それより多いときは、日本に入る前に輸入確認証を申請する必要があります。

オゼンピックやウゴービのペンを持って飛行機に乗るとき、医師の証明書は要りますか?

国によって違います。ANAのFAQでは、自己注射器に事前の連絡や診断書は要らないとしていますが、持っておくよう勧めています。オーストラリアはもっと厳しく、保安検査のページで、皮下注射針を持って旅行するなら医師の証明書を持っておく必要があるとしています。

マンジャロのペンは日本の保安検査では透明な液体用の袋に入れる必要がありますか?

いいえ。成田空港のインスリン注射についての回答がいちばん近い例です。インスリンなどの薬は国際線の液体物のルールの例外で、袋に入れなくても機内に持ち込めるとしています。診断書や処方箋があれば見せるよう求めています。

航空会社はウゴービやマンジャロのペンをフライト中に低温で保管してくれますか?

JALでは保管してくれません。JALのFAQでは、機内で薬を冷やしたり温めたりして預かることはしないとしています。サポートのページでも、機内に薬を冷やす設備は無いとしています。JALは、薬に製造元か調剤した薬局の名前が書かれたラベルを付けるようにも求めています。

英国やヨーロッパではマンジャロ・オゼンピック・ウゴービのペンを機内持ち込みできますか?

英国:皮下注射器、欠かせない液体の薬、冷却用ジェルパックは機内持ち込みも預け荷物もできます。自分に処方された薬だと証明する必要があるのは、100mlを超える容器の液体の薬だけです。

マンジャロ・オゼンピック・ウゴービのペンは預け荷物に入れられますか?

できます。自分で使う注射針は、預け荷物にも入れられると書かれています。

あわせて読む

このページの出典

すべて表示(19件)
  1. 国土交通省航空局 — 機内持ち込み・預け荷物の制限品目(2026年4月24日更新)
  2. 国土交通省航空局 — 液体物(LAGs)持ち込み制限の一覧と解説(2015年10月1日)
  3. 成田国際空港 — FAQ:持ち込み禁止品目
  4. TSA — What Can I Bring?:未使用の注射器
  5. 欧州委員会 — 航空旅客向けの情報
  6. GOV.UK — 機内持ち込み手荷物の制限:薬、医療機器、食事制限
  7. Aviation Security 365(MOLIT/KOTSA)— 機内持ち込み制限品目:「주사바늘(注射針)」の検索結果
  8. 台湾民航局 — 機内に持ち込めない物品(2024年6月18日の公告)
  9. 香港民航処 — 航空旅客向けの荷造りのヒント
  10. CAAC — 航空旅行の基礎知識(航空旅行常识)
  11. オーストラリア内務省 — TravelSECURE:持ち込めるもの・持ち込めないもの
  12. 全日本空輸 — FAQ:インスリン注射やエピペンなどの自己注射器や注射針は機内に持ち込めますか?
  13. 日本航空 — FAQ:薬は機内に持ち込めますか?
  14. 日本航空 — プライオリティ・ゲストサポート:病気やけがのある方・薬・自己注射
  15. 厚生労働省 — 個人で使う薬を日本に持ち込む方への案内
  16. 厚生労働省 — 薬を日本に輸入する方へのQ&A(PDF)
  17. 厚生労働省 — 医薬品・医療機器等の輸入手続きに関するQ&A 2025年6月30日版
  18. 厚生労働省 — 医薬品・医療機器の個人輸入について(日本語)
  19. GOV.UK — 英国の空港での機内持ち込み手荷物の制限