沖縄の桜はいつ咲く?2027年は1月16日、東京より2か月早い
これらの日付は気象庁の平均値で、各地の標本木1本を観測して出したものです。実際の開花日は年によって前後します。那覇では2021年に1月4日という早さで開花した一方、2026年は1月18日までずれ込みました。平均値はあくまで真ん中の目安として考え、前後に数日の余裕を持って予約してください。
沖縄は本州より花の季節が長く続きます。那覇では開花から満開まで平均19日かかります。東京では7日です。1月最終週か2月最初の週に旅行すれば、ほとんどの年で沖縄の桜を見られます。2月10日ごろの旅行でも、宮古島と石垣なら満開を見られます。
沖縄の桜はいつ咲く?
気象庁は沖縄県内の4つの観測地点で桜を観測しています。沖縄本島の那覇、宮古島、石垣、南大東です。気象庁の桜の開花日のページには、2021年から2026年までの年ごとの開花日と、1991-2020年の平均が載っています。気象庁の桜の満開日のページには満開日の同じデータがあります。下の表では沖縄の4地点と本州の4都市を並べました。
| 観測地点 | 平均開花日 | 平均満開日 | 2026年の開花日 |
|---|---|---|---|
| 那覇(沖縄) | 1月16日 | 2月4日 | 1月18日 |
| 宮古島(沖縄) | 1月17日 | 2月9日 | 1月9日 |
| 石垣(沖縄) | 1月18日 | 2月10日 | 2月4日 |
| 南大東(沖縄) | 1月20日 | 2月5日 | 3月2日 |
| 鹿児島 | 3月26日 | 4月5日 | 3月27日 |
| 福岡 | 3月22日 | 3月31日 | 3月24日 |
| 東京 | 3月24日 | 3月31日 | 3月19日 |
| 札幌 | 5月1日 | 5月6日 | 4月18日 |
表を上から下へ見ていくと、季節が北へ進んでいくのがわかります。沖縄の4地点は1月16日から20日の間に開花します。九州南端の鹿児島は3月26日まで待ちます。東京は3月24日に、札幌は5月1日に開花します。沖縄の行は次の章で説明する別の木を観測したものです。つまりこの差は、木の種類と暖かい冬の両方から来ています。
単年で見ると、平均よりもばらつきが大きくなります。ここでは那覇の年ごとのデータと、比較のために宮古島の満開日を並べました。
| 年 | 那覇の開花日 | 那覇の満開日 | 宮古島の満開日 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 1月4日 | 2月1日 | 2月10日 |
| 2022 | 1月11日 | 2月1日 | 2月8日 |
| 2023 | 1月7日 | 1月30日 | 2月3日 |
| 2024 | 1月13日 | 2月5日 | 2月2日 |
| 2025 | 1月5日 | 記録なし | 2月4日 |
| 2026 | 1月18日 | 2月3日 | 2月6日 |
| 平均 | 1月16日 | 2月4日 | 2月9日 |
2つのことが目立ちます。まず、那覇の開花日は6年のうち5年で平均の1月16日より早く訪れました。次に、記録のある年はすべて、那覇の満開日が1月30日から2月5日の間に収まっています。1週間しか選べないなら、2月1日前後の週が最も確率が高いです。
下の画像は気象庁の開花日の表そのもので、日本語で書かれています。那覇と書かれた行を見てください。平年値という列が1991-2020年の平均で、右側の代替種目という列にひかんざくらと表示されているのが、気象庁が沖縄で観測している木です。

開花から満開までの期間は、桜がピンク色でいる長さを示すので、計画を立てるうえで大事な情報です。下のグラフは気象庁の平均値を使って、その期間を日数で示しています。

| 項目 | 日数 |
|---|---|
| 宮古島 | 23日 |
| 石垣 | 23日 |
| 那覇 | 19日 |
| 南大東 | 16日 |
| 鹿児島 | 10日 |
| 東京 | 7日 |
| 札幌 | 5日 |
宮古島と石垣は、開花から満開まで平均23日かかります。那覇は19日、南大東は16日です。本州の都市はもっと速く進み、鹿児島は10日、東京は7日、札幌は5日です。沖縄の季節が長いぶん、飛行機や天気で予定が変わっても余裕があります。
最新情報は気象庁の季節観測の索引ページから、その年の開花状況のページへ進めます。12月から6月の間は、気象庁が1日3回、8:30、11:30、17:30ごろに更新しています。
カンヒザクラとソメイヨシノの違い
沖縄の桜は、東京や京都の写真でよく見るものとは別の木です。JNTOの沖縄の早咲き桜についてのブログによると、日本でいちばん一般的な木はソメイヨシノで、淡いピンク色の花が一面に咲きます。沖縄の木はカンヒザクラです。花はより濃いピンク色で、下向きに咲きます。

上の写真は典型的な形を示しています。小さな鈴の形の花が、枝の下にぶら下がるように咲きます。JNTOの沖縄の桜の季節についての旅行者向けブログでは、ピンク色の鈴のように下向きに咲くと説明しています。また、この木は中国南部と台湾から来たもので、本州の桜はそうではないとも述べています。地元の人は、寒さの到来がつぼみを開かせると言います。
沖縄県のカンヒザクラの木の紹介ページには、基本情報も載っています。カンヒザクラは落葉樹で、高さは約10mまで育ちます。1月から2月に花を咲かせ、沖縄各地で花見用に植えられています。地元ではただ桜と呼ばれています。

このイラストは2つの木を並べてまとめたものです。左側は、沖縄で1月と2月に見られるカンヒザクラです。右側は、東京で3月24日ごろに開花する淡い色のソメイヨシノです。
気象庁のデータも同じ区分を反映しています。沖縄の観測地点では、気象庁はソメイヨシノの代わりに、カンヒザクラの別名であるヒカンザクラを記録しています。上の表にある本州の都市はすべてソメイヨシノを記録しています。つまり那覇の1月16日と東京の3月24日を比べるとき、気候だけでなく木の種類も比較していることになります。
観光客にとっては、この違いが桜の見方を変えます。花は下向きに咲くので、枝の下に立って見上げるのが一番よい見方です。白とピンクの雲のような景色ではなく、緑の葉や青空を背景にしたピンク色を見られます。小さな緑色の鳥にも注目してください。JNTOの旅行者向けブログは、メジロが花に集まり、写真が撮れるくらい長くとどまっていると指摘しています。
沖縄で桜が見られる場所
沖縄の桜でいちばん有名な場所は、沖縄本島の北部、本部半島とその周辺にあります。JNTOの旅行者向けブログによると、本部半島の八重岳では、通常いちばん早く花が咲きます。その次に咲くのが、名護市の上にある名護岳です。
本部の八重岳
沖縄県の情報誌ちゅらしま沖縄の本部についてのページでは、八重岳の高さは453.4mで、県内第2位の高さとしています。山頂へ続く道にはカンヒザクラが並び、1月中旬ごろに開花します。この記事では、日本でいちばん早いお花見と呼んでいます。

この写真は、多くの観光客が訪れる目的の景色です。濃いピンク色の木々の下を曲がりながら続く道です。JNTOによると、この山には7,000本以上の桜の木があります。徒歩や自転車、車で標高1,486フィートの山頂へ向かう道を登れます。中腹あたりにある八重岳桜の森公園には遊具やピクニックスペースがあり、子ども連れで立ち寄るのにちょうどいい場所です。
今帰仁城跡
今帰仁城跡は、2つめの定番スポットです。JNTOによると、この城は13世紀に建てられ、沖縄で2番目の規模の城でした。現在はユネスコの世界遺産になっています。日中は曲線を描く石垣を背景にピンク色の木々が立ち、夜には花がライトアップされます。
名護岳と名護市
JNTOの旅行者向けブログによると、八重岳の次に花が咲くのが名護岳です。山へ続く階段には石灯籠が並びます。筆者は2月2日、満開の春景色の中で美術の学生が景色をスケッチしている様子を撮影しました。
那覇からなら、まず名護まで北上し、次に本部と八重岳へ向かい、最後に今帰仁で夜のライトアップを見るという順番がおすすめです。沖縄県によるとカンヒザクラは沖縄全体に植えられているので、途中の町や小さな神社でも1本ずつ植えられた木を見かけるはずです。
1月と2月の桜まつり
このサイトの沖縄の1月のページと沖縄の2月のページには、2つの祭りが載っています。本部八重岳桜まつりと名護さくら祭りです。沖縄県の情報誌では、八重岳の祭りを、山がピンク色になると大勢の人が訪れる毎年恒例の行事と説明しています。ポスターや看板には「桜まつり」という文字があります。

JNTOはここの夜のライトアップを取り上げていて、八重岳を見た日の夜にも桜を見られます。JNTOの旅行者向けブログによると、多くの神社やお寺でも夜まで続くイベントが開かれます。
2027年の祭りの日程はまだ発表されていません。日程を決める前に、本部町、名護市、今帰仁村の発表を確認してください。まずは上の気象庁の開花表を使って週を選び、日程が発表されたら祭りの週末を合わせてください。
季節が進むにつれ、ホテルは混み合っていきます。沖縄のホテルは2025年1月の稼働率が52.5%、2025年2月は62.1%でした。那覇の満開と祭りが重なる2月初めの週末は、早めに予約してください。
宮古島と石垣、満開はもう少し後
離島は那覇とほぼ同じ時期に開花しますが、満開はもう少し後になります。宮古島の開花日は平均で1月17日、石垣は1月18日です。満開は宮古島が2月9日、石垣が2月10日で、那覇より5日か6日遅れます。

このイラストは、それらの日付を簡単な一覧に直したものです。1月中旬から下旬は那覇と本部の山に向いています。2月初めは那覇の満開に合います。2月10日ごろは宮古島や石垣へ行くのがおすすめです。3月下旬以降は本州のソメイヨシノの季節です。
石垣はばらつきが最も大きい地点です。2026年は開花が2月4日、満開が2月18日でした。2022年の満開は2月22日でした。気象庁には、石垣の2023年、2024年、2025年の満開の記録がありません。宮古島は年によってはもっと早く、2024年は1月5日に開花し、2月2日に満開となり、那覇より3日早くなりました。

この画像は気象庁の満開日(まんかいび)の表です。沖縄の行は、鹿児島と名瀬(奄美)の行の後、表の下の方にあります。南大東は沖縄本島の東にある小さな島で、開花日の平均は1月20日、満開日の平均は2月5日です。2025年は3月3日まで開花がずれ込みました。
どちらの島も、着いてしまえば移動は簡単です。宮古空港からはバスで平良まで7分、250円です。新石垣空港からはタクシーで石垣市役所まで約20分、約2,800円です。1月の最高気温の平均は、宮古島で20.6℃、石垣で21.5℃です。このサイトの石垣の2月のページには、千葉ロッテマリーンズの春季キャンプなど、ほかの情報も載っています。
那覇空港から桜のスポットへ行く方法
多くの旅行者は那覇に飛行機で入ります。東京から沖縄への行き方のページによると、羽田からは1日35本、所要時間はいずれも2時間30分です。成田からは1日7本で、所要時間は3時間です。大阪からは伊丹、関西、神戸のいずれからも2時間5分です。

写真にあるゆいレールは、空港ターミナルから市内まで走っています。那覇空港のアクセスページには、モノレール、バス、タクシー、駐車場の情報が載っています。このサイトの那覇空港から国際通りへの行き方のページによると、国際通りの最寄り駅である県庁前までは13分、290円です。城への最寄り駅である首里までは27分、360円です。
那覇に1日か2日滞在するなら、ゆいレール1日券は大人1,000円、子ども500円です。24時間乗り放題で、2日券なら48時間使えます。券売機で購入できます。
モノレールは那覇エリア内しか走っていないので、北部の桜スポットへ行くには車かバスが必要です。このサイトの那覇空港のページには、リゾート海岸へ向かう空港バスの情報があり、恩納村のホテルまでは60分から62分、1,700円です。そこから名護や本部の山はさらに北です。自由に動けるのは車です。JNTOによると、八重岳の曲がりくねった道は車で登れて、中腹には駐車場があります。JNTOの旅行者向けブログでは、山を登る観光バスにも触れています。
身軽に移動したいなら、スーツケースを先に送ってしまいましょう。那覇空港の国内線到着ロビーの1階には、沖縄ヤマト運輸のカウンターと、スタッフがいる荷物預かりカウンターがあります。
2027年冬の沖縄桜旅行の計画
日中は暖かく、夜は涼しい気候に合わせて服を準備してください。1月の那覇は、最高気温の平均が19.8℃、最低気温の平均が14.9℃で、雨が降る日は約10.2日です。2月は最高気温の平均が20.2℃、最低気温の平均が15.1℃で、雨が降る日は約9.9日です。JNTOの旅行者向けブログは、山では肌寒く感じることがあるので薄手のジャケットを勧めています。

このチェックリストでは、予約前に確認したい4つのことをまとめています。気象庁の開花ページ、2027年の祭りの日程、北部への移動手段、天気に合わせた服装です。この4つを確認できれば、1月下旬から2月中旬が旅行の目安になります。
祝日も確認してください。このサイトの2月の祝日のページでは、2026年は2月11日が水曜日でした。祝日のある週はホテルが埋まりやすいので、予約の前に日程を確認してください。
沖縄の桜と本州の桜の季節を組み合わせることもできます。このサイトの日本の桜の季節のページでは、東京の平均開花日は3月24日、京都は3月26日です。桜の開花前線プランナーでは、桜前線が北へ進む様子を追えます。1月に沖縄、3月下旬に東京へ行けば、1年で両方の木を見られます。
沖縄の桜への関心は、木が開花する前からかなり高まります。昨年は、Googleでの「okinawa sakura」の検索数が2025年10月の1,300から2026年1月には3,600へ上がり、2.8倍になりました。2月も2,400と高いままでした。グラフでは、そのカーブを月ごとに示しています。

| 月 | 検索数 |
|---|---|
| 2025年9月 | 1000 |
| 2025年10月 | 1300 |
| 2025年11月 | 1600 |
| 2025年12月 | 1900 |
| 2026年1月 | 3600 |
| 2026年2月 | 2400 |
| 2026年3月 | 1900 |
| 2026年4月 | 1000 |
| 2026年5月 | 720 |
| 2026年6月 | 720 |
| 2026年7月 | 880 |
| 2026年8月 | 1000 |
この上昇は秋から始まり、木が開花する数か月前のことです。つまり今は、1月の検索数のピークが来る前に、日程を決めて飛行機を確認するのにいい時期です。
よくある質問
沖縄で桜を見るのに最適な時期はいつですか?
沖縄本島なら、1月下旬から2月初めが最も確実な時期です。那覇の開花日の平均は1月16日、満開は2月4日です。宮古島と石垣なら、2月9日から10日ごろを目安にしてください。
沖縄の桜は東京や京都の桜と同じですか?
違います。沖縄の木はカンヒザクラで、濃いピンク色の花が下向きに咲きます。東京や京都の桜はほとんどがソメイヨシノで、淡いピンク色の花が3月下旬から咲きます。気象庁も、沖縄の観測地点では別の品種を記録しています。
2月に沖縄で桜を見られますか?
見られます。那覇の満開の平均は2月4日で、宮古島と石垣は2月9日から10日ごろに満開を迎えます。2026年は石垣の満開が2月18日でした。八重岳と名護の桜まつりは、このサイトの1月と2月のイベント情報に載っています。
沖縄北部で桜を見るには車が必要ですか?
車がいちばん簡単です。ゆいレールは那覇エリア内しか走っていません。八重岳には山頂まで続く道があり、中腹には駐車場があります。車がない場合は、リゾート海岸へ向かう空港バスを使うか、観光バスに参加してください。



