日光・箱根・鎌倉の違いは?東京から日帰りでかかる時間
時間と料金は、このサイトの東京から日光への経路のページ・東京から箱根への経路のページ・東京から鎌倉への経路のページから取っています。拝観料と開いている時間は、各神社とお寺、運行会社の情報によります。
日光・箱根・鎌倉を並べて比較
日光は東京の北の栃木県にあります。箱根と鎌倉はどちらも南西の神奈川県です。日光行きの電車は浅草から、箱根行きは新宿から、鎌倉行きは東京駅から出ます。表に主な数字をまとめました。
| 日光 | 箱根 | 鎌倉 | |
|---|---|---|---|
| 出発駅 | 浅草 | 新宿 | 東京駅 |
| 直通電車 | 東武特急、1時間47分 | ロマンスカー、1時間24分 | JR横須賀線、54分 |
| 片道最安値 | 3,050円 | 1,270円 | 1,040円 |
| 往復最安値 | 6,100円 | 2,540円 | 2,080円 |
| 最速ルート | 新幹線+JR日光線、1時間41分、5,790円 | こだま+箱根登山電車、乗車時間46分、4,170円 | JR横須賀線、54分、1,040円 |
| パス | NIKKO PASS world heritage area、3,000円、2日間 | 箱根フリーパス(新宿発)、7,100円、2日間 | 江の島・鎌倉フリーパス(新宿発)、1,640円、1日 |
| 主な入場料 | 東照宮、1,600円 | 大涌谷の自然研究路(ガイドつき)、800円 | 高徳院、300円 |
| 年間降水量(雨と雪) | 1,950mm | 3,561mm | – |
料金の行は、それぞれいちばん安い行き方の値です。箱根なら小田急の快速急行と箱根登山電車の組み合わせで、乗車時間1時間40分・1,270円です。直通のロマンスカーは速いですが、2,470円かかります。いちばん安い行き方の往復は、日光が6,100円・箱根が2,540円・鎌倉が2,080円です。
いちばん速いのが直通電車とは限りません。日光へは東北新幹線で宇都宮まで行き、JR日光線に乗り換えると東京駅から1時間41分・5,790円です。箱根へはこだまで小田原まで行き、箱根登山電車に乗り換えると乗車時間46分・4,170円です。ただし小田原での乗り換えが加わります。
下の図は乗り換え不要の電車に絞ったものです。鎌倉は54分、箱根は84分、日光は107分です。

| 項目 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 鎌倉 | 54分 | JR横須賀線 |
| 箱根 | 84分 | ロマンスカー |
| 日光 | 107分 | 東武特急 |
直通電車では、鎌倉は日光より片道53分近いです。

行き方:3つの駅、3つの電車
まず出発駅を確認してください。浅草周辺のホテルなら日光、新宿周辺なら箱根、東京駅周辺なら鎌倉が便利です。
浅草から日光へ。東武特急(けごん・リバティけごん・スペーシアX)が東武日光まで直通で走っています。最速は1時間47分・3,050円で、運賃1,400円と特急料金1,650円の合計です。2026年10月14日は16本あり、始発は6時30分・終電は20時59分でした。とうきょうスカイツリー駅と北千住駅から乗っても料金は同じです。
スペーシアXは3つの中でいちばん新しい特急ですが、多くは鬼怒川温泉止まりです。東武鉄道のスペーシアXの時刻表では、浅草から東武日光まで行くのは1日4本で、1号・3号・5号・11号です。所要時間は109分から110分です。スペーシアXのスタンダードシートは、特急料金が1,650円でなく1,940円です。特別座席はさらに料金がかかり、7人まで入れる個室のコックピットスイートは1室18,000円です。

写真は東武線を走るスペーシアXです。速さだけで選ぶなら、けごんとリバティけごんも同じくらい速く料金も安く済みます。
ジャパン・レール・パスを持っているなら、東京駅か上野駅から東北新幹線で宇都宮へ行き、JR日光線に乗り換えてください。パスが無いと5,790円で1時間41分かかります。時刻表では宇都宮での乗り換えに8分以上あります。日光市観光協会の日光への行き方のページには、この行き方は高いもののジャパン・レール・パスで全部乗れるとあります。
新宿から箱根へ。小田急ロマンスカーが箱根湯本まで直通で走っていて、全席指定です。小田急ロマンスカーのガイドとFAQでは、特急料金は運賃とは別に1,200円です。オンラインで買うと1,150円です。最速のロマンスカーは1時間24分で、合計2,470円です。2026年10月14日はロマンスカーが16本あり、新宿発の最終は18時でした。
安く行くなら、小田急の快速急行で小田原まで行き、箱根登山電車に乗り換えてください。乗車時間1時間40分で1,270円ですが、小田原での乗り換えが必要です。JRパスでは小田原までしか行けません。東京から新幹線で約30分です。箱根町観光協会のJRパスについての回答では、そこから先は別に払います。
東京駅から鎌倉へ。JR横須賀線が鎌倉駅まで直通で走っていて、最速54分、1,040円です。座席指定券は不要です。始発は東京駅5時24分発、終電は23時35分発で、鎌倉には0時31分に着きます。
羽田空港から直接行く場合。このサイトの羽田空港から鎌倉へのページでは、京急線とJRを乗り継いで約57分・810円で、乗り換えは2回です。箱根は羽田空港から箱根へのページに、御殿場経由で桃源台へ行く高速バスが1本載っています。約3時間です。

上の図は、よくある4つの状況に合わせた行き先をまとめたものです。
日光を1日で:東照宮・輪王寺・二荒山神社
日光は1日で十分です。日光市観光協会の初めての人向けガイドによると、日帰りでも数時間あれば世界遺産の中心部を見られます。この章で紹介する東照宮・輪王寺・二荒山神社の3か所がその中心部です。
日光に来る人の多くは東照宮が目当てです。日光東照宮の拝観料と開館時間のページによると、大人・高校生は1,600円、小中学生は550円です。宝物館とのセット券は2,400円です。拝観券で入れるのは、表門から陽明門・眠猫のある東廻廊・奥宮・鳴龍のある本地堂までです。窓口の「拝観料」が入場料のことです。

写真は拝観券で入れる範囲にある陽明門です。東照宮は4月1日から10月31日は9時から17時、11月1日から3月31日は9時から16時まで開いています。受付は閉門の30分前までです。
| 場所 | 日光東照宮 |
|---|---|
| 料金 | 大人・高校生1,600円、小中学生550円、宝物館とのセットは2,400円 |
| 開館時間 | 4月1日から10月31日は9:00-17:00、11月1日から3月31日は9:00-16:00、入場は閉門の30分前まで |
| 公式サイト | 日光東照宮の拝観料と開館時間のページ |
輪王寺は一年中8時に開きます。輪王寺の拝観案内によると、4月から10月は17時、11月から3月は16時に閉まります。大人の三佛堂券は400円で、所要時間は10分から20分です。大猷院券は550円で、所要時間は30分から1時間です。
二荒山神社の神苑は300円で、現金のみです。日光市観光協会の二荒山神社のページによると、日光駅か東武日光駅から世界遺産めぐりバスで16分です。
冬は閉まるのが早いので、時間の余裕がありません。東武特急の始発は浅草6時30分発で、東武日光には8時25分に着きます。戻りの最終は東武日光18時41分発で、浅草には20時35分に着きます。11月から3月は東照宮が16時に閉まるため、出発が遅いと中を見る時間がほとんどなくなります。
東武は外国人旅行者向けに2種類のパスを販売しています。NIKKO PASS world heritage areaは2日間3,000円です。浅草〜下今市の往復1回と、東武日光までの東武線、世界遺産エリアの東武バスに乗れます。NIKKO PASS all areaは4日間8,000円で、4月中旬から11月30日まで中禅寺湖の遊覧船も加わります。どちらのパスも特急に乗るには特急券が別に要り、片道1,450円からです。どちらのパスも神社やお寺の拝観料は含みません。
秋は予定を合わせたい日が2つあります。東照宮の秋季大祭は毎年10月16日と17日です。16日に流鏑馬、17日に千人武者行列があります。Light-up NIKKO 2026は11月6日から8日までの3日間、夜に行われます。このサイトの日光の11月のページに、その月のほかの行事も載せています。
箱根を1日で:電車・ロープウェイ・湖を回るルート
箱根はひとつの名所を見るより、乗り物での移動そのものが楽しみです。日帰りの人の多くは箱根湯本から出て、4種類の乗り物を乗り継いで芦ノ湖まで回ります。

図はふつうの回る順です。箱根ナビの箱根登山電車のページによると、最初の区間は箱根湯本から強羅まで8.9km、約40分です。1919年に開業した路線で、80‰の急な坂を登ります。途中3か所のスイッチバックで向きを変えます。強羅で箱根登山ケーブルカーに乗り換え、早雲山まで上ります。
早雲山から箱根ロープウェイに乗ります。駅は早雲山・大涌谷・姥子・桃源台の4つです。ゴンドラは18人乗りで約1分おきに出て、各区間は約10分です。箱根ナビの箱根ロープウェイのページによると、営業時間は2月から11月が9:00〜17:00、12月と1月が9:00〜16:15です。強風・雷・台風のときや火山ガスの濃度が高いときは止まります。
| 場所 | 箱根ロープウェイ |
|---|---|
| 料金 | 片道・往復のきっぷは大人2,000円から。箱根フリーパスで乗れる |
| 営業時間 | 2月から11月は9:00-17:00、12月と1月は9:00-16:15。強風・落雷・火山ガス濃度が高いときは運休 |
| アクセス | 早雲山で箱根登山ケーブルカーから、または桃源台で海賊船・バスから乗り継ぐ |
| 公式サイト | 箱根ナビの箱根ロープウェイのページ |
桃源台では桟橋まで歩いて下り、箱根海賊船に乗ります。3隻の海賊船が箱根町と元箱根まで約25分から40分で結びます。

写真は芦ノ湖を走る海賊船の1隻です。海賊船も箱根フリーパスで乗れます。
大涌谷はロープウェイの途中の駅で、活火山の噴気が上がる火口のあたりです。神奈川県の大涌谷の観光案内では、ぜん息などの呼吸器の病気がある人や心臓ペースメーカーを使っている人に、来ないよう求めています。こうした人には火山ガスが命にかかわるためです。約700mの自然研究路は、ガイドが引率するツアーでしか入れません。1回約40分・1日4回・各回30人までです。オンラインで予約し、当日800円をカードか交通系ICカードで払います。現金は使えません。
箱根フリーパスで周遊ルートを全部回れます。新宿発は2日間7,100円、小田原発は6,000円です。小田急の往復1回と、箱根の8種類の乗り物が含まれます。ロマンスカーは特急券が別に要ります。小田急の箱根フリーパスのガイドでは、新宿からの往復を7,100円+2,400円で9,500円としています。2日間のパスは翌日の最終便で終わります。2日間は48時間という意味ではありません。
箱根町では温泉に入湯税がかかります。日帰りの入浴客は1人50円、宿泊客は1泊150円です。箱根町の入湯税のページによると、12歳未満の子どもはかかりません。行く前にこのサイトの温泉とタトゥーのページも読んでください。
鎌倉を1日で:大仏と八幡宮
鎌倉の2つの大きな見どころは、江ノ電に少し乗って少し歩けば回れます。まずは長谷へ。JR鎌倉駅から江ノ電で4分、200円で長谷駅に着きます。
高徳院(鎌倉大仏)の参拝案内によると、長谷駅から徒歩7分です。拝観料は300円で、6歳から12歳の子どもは150円です。大仏の胎内に入るにはさらに50円かかります。高徳院は4月から9月は8:00〜17:30、10月から3月は8:00〜17:00に開いています。入場は閉門の15分前まで、大仏の胎内拝観は8:00〜16:30です。予約は要りません。

写真のとおり、大仏は屋外に座っています。日本の大きな仏像では珍しいことです。
| 場所 | 高徳院(鎌倉大仏) |
|---|---|
| 料金 | 300円、6-12歳150円、6歳未満は無料。大仏の胎内拝観は追加50円 |
| 開館時間 | 4月から9月は8:00-17:30、10月から3月は8:00-17:00。入場は閉門の15分前まで |
| アクセス | 江ノ電で鎌倉から長谷駅まで、そこから徒歩7分 |
| 公式サイト | 高徳院(鎌倉大仏)の参拝案内 |
長谷寺は高徳院から歩いて約5分です。長谷寺の拝観料と開館時間のページでは大人400円です。拝観の受付は8:00〜16:30で、4月から6月は17:00までです。
鶴岡八幡宮は町の反対側で、JR鎌倉駅東口から徒歩10分です。鶴岡八幡宮のアクセスと開門時間のページによると、開門は一年中6:00〜20:00です。神奈川県の鶴岡八幡宮の案内によると、境内は無料、宝物殿は大人200円です。
江ノ島も足すなら、鎌倉から江ノ電にそのまま乗って24分、260円です。江ノ電の一日乗車券「のりおりくん」のページによると、江ノ電全線の乗り放題が800円で、使えるのは発行した日だけです。買える場所はこのサイトの江ノ電1日パスのページにあります。新宿からは江の島・鎌倉フリーパスが1日1,640円です。小田急の往復と江ノ電の乗り放題がセットですが、ロマンスカーは特急券が別に要ります。東京からの電車は東京から江ノ島への経路のページで紹介しています。
鎌倉市観光協会の「混雑を避けて回る鎌倉」は、鎌倉駅から出て鎌倉駅に戻る1日の徒歩コースです。ゴールデンウィークには、鎌倉市が社会実験をしています。事前に登録した沿線の住民が、江ノ電鎌倉駅の外の行列に並ばずに駅へ入れるものです。2026年は駅で入場制限が無かったため、この実験は行われませんでした。
月別の雨量とホテル:日光と箱根
このサイトの月別ガイドのページには日光と箱根はありますが、鎌倉はありません。そのためこの章では日光と箱根を比べます。気象庁の1991年から2020年の平年値では、年間の降水量(雨と雪)は日光が1,950mm、箱根が3,561mmです。日光のほうが1,611mm少ないです。

| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 日光、11月 | 85.3mm |
| 箱根、11月 | 197.1mm |
| 日光、4月 | 133.5mm |
| 箱根、4月 | 321.8mm |
| 日光、9月 | 299.5mm |
| 箱根、9月 | 448.7mm |
図は旅行に人気の3つの月を比べたものです。11月は日光が85.3mm(降雨日数6.6日)、箱根が197.1mm(9.7日)です。4月は日光133.5mmに対して箱根321.8mm、9月は日光299.5mmに対して箱根448.7mmです。
日光はすべての月で雨が少ないですが、降雨日数が常に少ないわけではありません。7月は日光が17.7日、箱根が15.8日で、8月と9月も日光のほうが多いです。日光の平均最高気温は1月が5.9°C、8月が28.0°Cです。冬に行くなら重ね着できる防寒着を持っていってください。
混雑については、観光庁が町ごとではなく県ごとにホテルの客室稼働率を出しています。2025年の栃木県全体のホテルは、8月が64.2%でいちばん高く、1月が43.0%でいちばん低い稼働率でした。神奈川県全体では11月の72.1%が最高で、1月の57.7%が最低でした。神奈川県は12か月すべてで栃木県より高い稼働率でした。ただし箱根だけでなく県全体の数字です。
月別のページ:日光の月別天気、箱根の月別降水量、箱根の11月。

どの日帰り先を選べばいい?
時間・パス・見たいものの3つで決めてください。下の図の2つの質問に答えれば、たいていは決まります。

- 半日しかない、または出発が遅い:鎌倉です。東京駅から54分で、戻りの最終電車は鎌倉23時07分発です。
- JRパスを持っている:新幹線とJR日光線で日光へ、または横須賀線で鎌倉へ。箱根はJRだと小田原までしか行けません。
- 神社やお寺めぐり:日光です。冬は東照宮が16時に閉まるので早めに出発してください。
- ロープウェイと湖:箱根です。新宿発の箱根フリーパスなら7,100円です。
- 雨が少ない方がいい:日光です。年間の雨と雪は1,950mmです。
- 羽田に着いたばかり:鎌倉です。電車で約57分です。
箱根と鎌倉の両方を見たいなら、箱根鎌倉パスが3日間8,520円です。小田急線全線と箱根の周遊ルート、江ノ電に乗れますが、ロマンスカーは含まれません。
大きな荷物があると、どこへ行くにも動きにくくなります。日本のコインロッカーに預けるか、宅配便で荷物を先に送る方法を使ってください。もっと長い旅程を考えているなら、10日間の日本旅程を見てください。買う前にJRパスは本当にお得かも確認してください。

日光・箱根・鎌倉、日本在住の98人がすすめるのは
2026年10月13〜14日に、日本在住の人へ旅の選び方32項目のネット調査をしました。130人が答えました。機械で書いたような回答・日本の外からの1件・食い違う回答の大半を除き、98人ぶんを集計しています。下の割合は、ほかの人数を書いていない所ではこの98人の中での割合です。日本を旅行する人全体の割合ではありません。32項目の結果と聞き方はこちら。
東京から日帰りで1か所だけ行くなら、多く挙がったのは鎌倉(27.6%)、横浜(25.5%)、箱根(17.3%)でした。このページで比べる3か所では、鎌倉を選んだ人が27.6%(27人)、箱根が17.3%(17人)、日光が8.2%(8人)でした。
行ったことがある人の割合はほぼ同じで、日光が63.3%(62人)、箱根が62.2%(61人)、鎌倉が61.2%(60人)でした。


よくある質問
日光と箱根、東京からの日帰りにはどちらがいい?
箱根のほうが近くて安いです。新宿からロマンスカーで1時間24分、最安なら1,270円です。日光は浅草から1時間47分で3,050円かかります。世界遺産の神社やお寺なら日光、ロープウェイと芦ノ湖なら箱根を選んでください。
日光は1日で見られる?
見られます。日光市観光協会によると、数時間あれば世界遺産の中心部を見られます。浅草6時30分発で8時25分着のような早い電車に乗ってください。11月から3月は東照宮が16時に閉まり、戻りの東武特急の最終は18時41分発です。
鎌倉は半日の日帰りでも行く価値がある?
あります。時間が少ないときに向いています。JR横須賀線なら東京駅から54分、1,040円です。大仏は300円、鶴岡八幡宮の境内は無料、長谷への江ノ電は4分です。
JRパスは日光・箱根・鎌倉をカバーする?
日光は東北新幹線で宇都宮まで行き、JR日光線に乗れば使えます。浅草からの東武の電車はJRではないので別払いです。鎌倉はJR横須賀線なので使えます。箱根はJRだと小田原までしか行けず、そこから先は別払いです。



