パブロンゴールドA<微粒>(Pabron Gold A Granules)の成分・用法・用量と注意
パブロンゴールドA<微粒>(Pabron Gold A Granules)は、日本では指定第2類医薬品として売られています。メーカーの英語の表記はPABRON GOLD A <GRANULES>です。1包(0.96g)中の有効成分はグアイフェネシン60mg、ジヒドロコデインリン酸塩8mg、dl-メチルエフェドリン塩酸塩20mg、アセトアミノフェン300mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩2.5mg、無水カフェイン25mgほか1種類です。添付文書の成人(15歳以上)の用量は1包ずつ1日3回です。12〜14歳にはこれより少ない量が決められています。
第②類医薬品要確認・販売前に店が確認
パブロンゴールドA<微粒>の成分
添付文書に載っている有効成分は1包(0.96g)中7種類です。左の列が箱の表記で、真ん中の列が公式の英語名です。
| 成分(箱の表記) | 公式の英語名 | 分量 |
|---|---|---|
| グアイフェネシン | Guaifenesin | 60mg |
| ジヒドロコデインリン酸塩 | Dihydrocodeine Phosphate | 8mg |
| dl-メチルエフェドリン塩酸塩 | dl-Methylephedrine Hydrochloride | 20mg |
| アセトアミノフェン | Acetaminophen | 300mg |
| クロルフェニラミンマレイン酸塩 | Chlorpheniramine Maleate | 2.5mg |
| 無水カフェイン | Anhydrous Caffeine | 25mg |
| リボフラビン | Riboflavin | 4mg |
添加物(添付文書の記載のとおり)
セルロース,無水ケイ酸,バレイショデンプン,D-マンニトール,ヒドロキシプロピルセルロース,メタケイ酸アルミン酸Mg,アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物),香料,バニリン
メーカーはPABRON GOLD A <GRANULES>の英語の添付文書も公開しています:Taisho Pharmaceutical:PABRON GOLD A <GRANULES>(英語の添付文書)。このページは、PMDAに載っている今の添付文書をもとにしています。
出典:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「パブロンゴールドA<微粒>の添付文書」、Taisho Pharmaceutical「PABRON GOLD A <GRANULES>の英語の添付文書」
効能・効果
添付文書に書かれた承認どおりの言葉です。何のために売られている薬かを示すもので、何を飲むかの助言ではありません。
- かぜの諸症状(せき,たん,のどの痛み,くしゃみ,鼻みず,鼻づまり,悪寒,発熱,頭痛,関節の痛み,筋肉の痛み)の緩和
用法・用量
添付文書の「用法・用量」の欄を一行ずつそのまま載せています。
- アセトアミノフェンの1回量
- 300mg
- 成人(15歳以上)の1回量
- 1包
- 1日の服用回数
- 3
- 年齢
- 12歳以上
- 次の量を食後なるべく30分以内に水又はぬるま湯で服用してください。
| 年令 | 1回量 | 服用回数 |
|---|---|---|
| 15才以上 | 1包 | 1日3回 |
| 12才〜14才 | 2/3包 | 1日3回 |
| 12才未満 | 服用しないこと |
用法・用量に関連する注意
- (1)定められた用法・用量を厳守してください。
- (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
してはいけないこと
添付文書の使用上の注意は「してはいけないこと」から始まります。
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないでください
- (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- (2)本剤又は他のかぜ薬,解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
- (3)12才未満の小児。
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
- 他のかぜ薬,解熱鎮痛薬,鎮静薬,鎮咳去痰薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等)
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
- (眠気等があらわれることがあります)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
5.服用前後は飲酒しないでください
6.長期連用しないでください
7.過量服用しないでください
相談すること
添付文書は、次のような場合に相談するよう書いています。
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- (1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
- (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
- (3)高齢者。
- (4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- (5)次の症状のある人。
- 高熱,排尿困難
- (6)次の診断を受けた人。
- 甲状腺機能障害,糖尿病,心臓病,高血圧,肝臓病,腎臓病,胃・十二指腸潰瘍,緑内障,呼吸機能障害,閉塞性睡眠時無呼吸症候群,肥満症
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
副作用の可能性がある症状(部位ごと)
- 皮膚
- 発疹・発赤,かゆみ
- 消化器
- 吐き気・嘔吐、食欲不振
- 精神神経系
- めまい
- 泌尿器
- 排尿困難
- その他
- 過度の体温低下
- まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
まれに起こる重篤な症状(症状の名称と症状)
- ショック(アナフィラキシー)
- 服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
- 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性膿疱症
- 高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
- 薬剤性過敏症症候群
- 皮膚が広い範囲で赤くなる、全身性の発疹、発熱、体がだるい、リンパ節(首、わきの下、股の付け根等)のはれ等があらわれる。
- 肝機能障害
- 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
- 腎障害
- 発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
- 間質性肺炎
- 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
- ぜんそく
- 息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。
- 再生不良性貧血
- 青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
- 無顆粒球症
- 突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
- 呼吸抑制
- 息切れ、息苦しさ等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 便秘、口のかわき、眠気
4.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この説明書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
日本で販売できる人
パブロンゴールドA<微粒>の箱には第②類医薬品と書かれています。この区分で販売できる人が決まります。
- 箱の表示
- 指定第2類医薬品。箱には2の数字を四角で囲んだ「第2類医薬品」か、「第②類医薬品」と表示されています。
- 販売できる人
- 薬剤師か登録販売者が販売できます。
要確認:この薬は店が確認してから販売します。パブロンゴールドA<微粒>にはdl-メチルエフェドリン塩酸塩とジヒドロコデインリン酸塩が入っています。2026年5月1日から、これらの成分を含む飲み薬は指定濫用防止医薬品です。
出典:e-Gov法令検索(デジタル庁)「医薬品医療機器等法(現行の条文)」、e-Gov法令検索(デジタル庁)「医薬品医療機器等法施行規則(現行の条文)」、厚生労働省「指定第2類医薬品について」、厚生労働省「令和8年厚生労働省告示第32号(指定濫用防止医薬品)」、厚生労働省「令和8年厚生労働省告示第33号(指定濫用防止医薬品の数量)」、厚生労働省「指定濫用防止医薬品の販売等について(医薬発1226第16号・2025年12月26日)」、厚生労働省「指定濫用防止医薬品の販売等に係る質疑応答集(Q&A)について(2026年1月30日)」
持ち帰るとき
パブロンゴールドA<微粒>にはジヒドロコデインリン酸塩が入っています。韓国・台湾・中国本土・香港には、この成分についてそれぞれ公式の決まりがあります。
よくある質問
パブロンゴールドA<微粒>にはアセトアミノフェンがどれだけ入っていますか?
添付文書では、1回1包あたり300mgです。
成人はパブロンゴールドA<微粒>を1日にどれだけ飲めますか?
添付文書の成人の用量は1包ずつ1日3回です。
子どももパブロンゴールドA<微粒>を飲めますか?
添付文書は12歳からの用量を定めていて、それより下の年齢では服用しないこととしています。
パブロンゴールドA<微粒>を買うのに薬剤師は必要ですか?
パブロンゴールドA<微粒>は指定第2類医薬品です。薬剤師か登録販売者が販売できます。
なぜ店はパブロンゴールドA<微粒>を売る前に確認するのですか?
dl-メチルエフェドリン塩酸塩とジヒドロコデインリン酸塩が入っているためです。2026年5月1日から飲み薬を指定濫用防止医薬品にする8成分のうちの2つです。店は書面で情報を提供し、その店とほかの店での購入の状況を確かめます。
パブロンゴールドA<微粒>の英語の名前は何ですか?
Pabron Gold A Granulesです。パブロンゴールドA<微粒>の箱には区分の第②類医薬品も書かれています。
関連する項目
このページの出典
- 医薬品医療機器総合機構(PMDA) パブロンゴールドA<微粒>の添付文書確認日 2026年10月3日
- Taisho Pharmaceutical PABRON GOLD A <GRANULES>の英語の添付文書確認日 2026年10月3日
- e-Gov法令検索(デジタル庁) 医薬品医療機器等法(現行の条文)確認日 2026年10月3日
- e-Gov法令検索(デジタル庁) 医薬品医療機器等法施行規則(現行の条文)確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 指定第2類医薬品について確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 令和8年厚生労働省告示第32号(指定濫用防止医薬品)確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 令和8年厚生労働省告示第33号(指定濫用防止医薬品の数量)確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 指定濫用防止医薬品の販売等について(医薬発1226第16号・2025年12月26日)確認日 2026年10月3日
- 厚生労働省 指定濫用防止医薬品の販売等に係る質疑応答集(Q&A)について(2026年1月30日)確認日 2026年10月3日
編集:Japan Japan !! · 更新日 2026年10月3日