首里城の正殿、2026年11月23日に再建公開
正殿の公開日:11月22日と23日
首里城公園の正殿一般公開日に関する発表(2026年6月4日付)で、2つの日程が決まりました。内閣府沖縄総合事務局が2026年11月22日日曜日に再建された正殿の完成式典を開きます。その翌日、11月23日月曜日に正殿が利用できるようになります。
休園日には注意してください。11月22日は有料区域を含め、公園全体が終日休園です。首里城公園の11月22日・23日の休園に関する案内によると、11月23日の午前中も正殿公開式典のため休園になります。沖縄県が城郭内の下之御庭(しちゃぬうなー)でこの式典を開きます。
11月23日は2段階で開場します。
- 11:15:城郭内の無料区域が開きます。
- 12:00:有料区域が開き、正殿の一般公開が始まります。
公園側は初日は大変混雑すると見込んでいます。当日の入場方法の詳細は後日公式サイトに掲載するとのことです。2026年10月11日に確認した時点ではまだ詳細は出ていなかったので、行く前にもう一度確認してください。
公開初日は勤労感謝の日なので、多くの家庭が休みになります。このサイトの11月の日本の祝日のページには、2026年11月3日火曜日の文化の日も載っています。
その前の11月には、2026年首里城復興祭が11月1日日曜日から11月3日火曜日まで開催されます。琉球王朝絵巻行列は11月1日の12:30から15:00まで国際通りを進みます。琉球国王と王妃、中国の冊封使に扮した約700人が行列します。この日は12:00から国際通りで交通規制が始まります。このサイトの11月の沖縄のガイドでは、気候とその他のイベントも紹介しています。
正殿の時間枠の予約方法
予約は公園の公式チケット販売サイトWebketで行います。来園日と正殿の30分枠を選んで支払います。首里城公園の料金改定・事前予約に関する案内では、1回の決済で9枚までと決まっています。日時を選ぶのに料金はかかりません。
購入前にWebketの会員登録が必要です。首里城公園の正殿チケット購入マニュアルに画面の操作順が載っています。カレンダーで日付をタップし、次に時間枠、次にチケットの種類と枚数を選んで支払います。日付の下や枠の横に「×」が付いている場合は完売です。
必要なチケットは「入場券(正殿内観覧予約あり)」です。これは「正殿内観覧の予約付き入場券」という意味です。マニュアルにはWebketの画面が載っていて、「チケットを購入する」のような日本語のボタンが表示されます。
公園側は予約枠を段階的に公開しています。下の表は各段階がいつ販売開始になり、どの来園日をカバーするかを示しています。
| 販売開始 | 対象の来園日 | 購入先 |
|---|---|---|
| 2026年9月1日 13:00(第1弾) | 2026年11月23日〜12月31日 | Webket |
| 2026年10月1日 13:00(第2弾) | 2026年11月23日〜12月31日 | Webket |
| 来園月の2か月前の1日 13:00 | 2027年1月1日以降 | Webket |
| 当日・枠開始15分前まで | 当日空きのある枠 | Webketまたは歓会門券売所 |
| 来園の1か月前〜最終入場15分前まで | 正殿枠なしのチケット | Webketまたは券売窓口 |
2026年11月23日から12月31日までの分は、ほぼ同じ規模の2段階で販売されました。第1弾は2026年9月1日火曜日13:00、第2弾は10月1日木曜日13:00に開始しました。2027年1月1日以降は、来園日の2か月前の月の1日13:00に販売が始まります。このルールでは、2027年1月分は2026年11月1日に、2月分は12月1日に販売開始となります。
当日枠が残っていれば、オンラインでも枠の開始15分前まで購入できます。歓会門券売所でも購入できます。
支払い後は「個別発行」ボタンを押してQRコードを表示してください。1人ずつ別のQRコードが発行されます。奉神門(歓会門)のチケットゲートと正殿入口で係員がスキャンします。印刷したものでもスクリーンショットでも、スマートフォンの画面表示でも構いません。下のイラストはこの4つの手順を示しています。

未就学児を除き、全員が内部観覧の予約が必要です。無料入場者や年間パスポート保有者も同じです。無料入場の方は公的な身分証明書を持参してください。持参しない場合は通常料金を支払うことになります。
予定が変わることもあるので、期限を覚えておいてください。正殿チケットは来園前日まで日時変更ができます。返金は2日前まで受け付けます。どちらもWebketで購入したチケットのみが対象です。
ホールまでの移動時間も考えておきましょう。首里城公園の正殿内観覧予約のページでは、首里駅到着から40〜50分後の枠を勧めています。車で来る方は、公園付近到着から30〜50分後の枠がおすすめです。ページには次のような道のりが書かれています。
- 首里駅から首里杜館(すいむいかん)まで:約20分。
- 首里杜館から守礼門まで:約5分。
- 守礼門から券売所・ゲートまで:約15分。
- チケットゲートから正殿入口まで:約15分。
公園は首里城公園のチケット・予約の英語ページも運営しています。ここには2種類のチケットの説明があり、日時指定に追加料金がないことも書かれています。2026年10月上旬時点で、公園側はシステムの不具合により英語・韓語・中国語への自動翻訳機能を一時停止していると伝えていました。
予約なしでも見られるもの
正殿が予約満員でも、首里城そのものに入れないわけではありません。正殿の予約なしの入場券でも、内部を除く有料区域全体を、時間帯を問わず見ることができます。これで見られるものは次の通りです。
- 正殿の外観:2026年5月1日に完成した展望デッキから。
- 黄金御殿(ようほこりでん)と復興展示室:再建に関する展示。
- 東のアザナ:東側の展望スポット。
- 女官居室:現在はミュージアムショップ球陽になっています。
正殿内に入るかどうかで料金は変わりません。予約枠なしのチケットは来園の1か月前から販売が始まります。当日の最終入場15分前まで販売されます。Webketまたは券売窓口で購入できます。混雑日にはこのチケットにも制限がかかる場合があります。
沖縄県とその関係団体が運営する公式記念プロジェクトサイトのFAQにも同じ内容が書かれています。内部観覧が満員でも、有料区域に入って外から正殿を見ることはできます。

上の写真は、城郭の曲線状の石垣にある石門のひとつ、歓会門です。チケットを間違えて買ってしまった場合は、予約枠なしのチケットをキャンセルして(当日23:59まで可能)、枠付きのチケットを買い直せます。当日に枠が空けば券売窓口で切り替えもできますが、順番待ちの間に枠が埋まってしまうと変更できません。
年間パスポート保有者は、当日枠が空いていれば予約なしで入れる場合があります。混雑状況によって対応が変わる可能性があるとのことです。
11月23日前後の入場料
公園は2026年11月23日からの入場分について有料区域の料金を上げます。理由は2つです。防火・防災対策の強化と、最近の物価上昇による運営コストの増加です。公園が11月22日に休園するため、旧料金での最終日は11月21日になります。下の表は新旧の料金を比較したものです。
| 対象 | 11月21日まで(個人) | 11月23日から(個人) | 11月23日から(20人以上の団体) |
|---|---|---|---|
| 大人 | 400円 | 1,000円 | 800円 |
| 高校生 | 300円 | 760円 | 610円 |
| 小中学生 | 160円 | 370円 | 300円 |
| 6歳未満 | 無料 | 無料 | – |
大人1人の料金は400円から1,000円になります。高校生は300円から760円、小中学生は160円から370円になります。6歳未満は無料のままです。20人以上の団体は、大人800円・高校生610円・小中学生300円で、以前の320円・240円・120円から上がります。

このイラストは大人料金の変更を示していて、この料金に正殿観覧も含まれます。年間パスポートの料金も上がります。一般の大人用パスは800円から2,000円に、高校生用パスは600円から1,520円に、子ども用パスは320円から740円になります。沖縄県民向けパスは大人1,500円です。70歳以上の沖縄県民と障害者手帳をお持ちの方は無料で入場できます。
お得な方法が1つあります。券売窓口でゆいレールの1日券または2日券を見せると、団体料金が適用されます。ゆいレールQR1日券は大人1,000円、子ども500円です。モノレールが混雑する日には、これを使うとお得になります。
券売窓口では、ほとんどの支払い方法が使えます。
- カード:Visa(タッチ決済対応)、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、UnionPay。
- 交通系ICカード:Suica、PASMO、ICOCA、台湾のEasyCard。このサイトのICカードガイドで購入場所を確認できます。
- コード決済:PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ、J-Coin Pay、Alipay、WeChat Pay。
開園時間と空いている時間帯
有料区域は1年中8:30に開きます。4月から11月は19:00に閉まり、最終入場は18:30です。12月から3月は18:00に閉まり、最終入場は17:30です。城郭内の無料区域は8:00に開き、4月から11月は19:30に、12月から3月は18:30に閉まります。
正殿の最終枠は季節で変わります。4月から11月は18:00〜18:29で、奉神門の通過は18:30まで、ホールへの入場は18:40までです。12月から3月は17:00〜17:29で、門の通過は17:30まで、ホールへの入場は17:40までです。
公園は時間帯別の混雑予想も公開しています。
- 8:30〜11:00:非常に混雑。
- 11:00ごろ:混雑。
- 12:00〜14:00:やや空いている。
- 14:00〜17:00:ふつうの混雑。
- 17:00〜閉園:やや空いている。

首里杜館から正殿を往復するまで、混雑状況によって90〜120分ほどかかります。ホール内自体の見学は約15分です。正殿内では靴を脱ぐ必要があり、公園の団体向け案内では靴を入れる袋の持参を勧めています。

写真の赤い屋根の守礼門が、城への登り道の出発点です。混雑する日には、安全のため係員が一時的に入場を止めることがあります。Webketのサイトでは、11月23日から一定期間、大変な混雑が見込まれると案内しています。
正殿内の団体予約は2026年11月23日から12月6日まで受け付けを停止します。12月7日からは、10人以上の団体枠は抽選になります。12月に旅行する場合は、このサイトの12月の沖縄のガイドで気候とその月のイベントを確認できます。
那覇空港から首里城への行き方
ゆいレールのモノレールが最もシンプルな行き方です。那覇空港駅から首里駅まで約27分です。公式アクセスページによると、運賃は大人360円、子ども180円です。このサイトの那覇空港ガイドにも同じルートが載っています。

上の図は空港から正殿入口までの流れを示しています。首里駅から守礼門までは徒歩約15分です。公式サイトには、首里杜館公園を通る約6分の近道も載っています。

写真のモノレールは那覇の街の上を走っています。バスも使えます。
- 那覇バス7番・8番(首里城下町線):首里駅前停留所から首里城前まで。守礼門から徒歩1分です。
- 那覇バス1番・14番・17番・346番:首里城公園入口まで。守礼門から徒歩約5分です。
那覇空港からタクシーだと約10kmで40〜60分です。国際通りからだと約4kmで15〜25分です。国際通り周辺に泊まる場合は、那覇空港から国際通りまでモノレールで13分、290円です。
車での来園はおすすめしません。普通車の駐車料金は最初の60分500円、以降30分ごとに250円で、上限1,000円です。駐車場の予約はできず、公園側は3時間以内の利用をお願いしています。午前中は駐車場が満車になりやすく、周辺道路も混雑します。公園側はモノレールまたはバスの利用を勧めています。
| 名称 | 首里城公園 |
|---|---|
| 料金 | 2026年11月23日から:大人1,000円、高校生760円、小中学生370円、6歳未満無料 |
| 時間 | 有料区域 4〜11月 8:30〜19:00(最終入場18:30)、12〜3月 8:30〜18:00(最終入場17:30) |
| アクセス | ゆいレールで首里駅まで(那覇空港から約27分)、そこから守礼門まで徒歩約15分 |
| 公式サイト | 首里城公園チケット・予約の英語ページ |
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2019年の火災から再建された正殿まで
首里城は1429年から1879年まで琉球王国の王宮でした。正殿は1925年に国宝に指定され、1945年に失われました。再建されたホールは2019年10月31日まで建っていました。その日の夜明け前、正殿内で火災が発生しました。約11時間燃え続け、正殿を含む9つの施設が焼失しました。警察と消防の調査では出火原因は特定されませんでした。
沖縄総合事務局の正殿公開日に関する発表では、再建の経緯がまとめられています。主な流れは次の通りです。
- 2020年3月27日:関係閣僚会議がスケジュールを決定。2022年に本体工事を開始し、2026年までに正殿を復元する。
- 2020年6月12日:有料区域の一部が再開。
- 2022年11月3日:起工式が行われ、建設が始まる。
- 2024年5月27日:上棟式。木組みの組み立て開始から約9か月後。
- 2024年7月15日:瓦葺きが始まる。現在、約6万枚の赤瓦が屋根を覆っている。
- 2025年7月:外観が完成。
- 2025年10月30日:仮設の保護用屋根を撤去。
- 2026年9月17日:内部と両廊下すべての漆塗り作業が完了。

上の写真は、2019年の火災前、2006年当時の正殿です。新しいホールは入母屋造りの瓦屋根を持つ木造3階建てです。建築面積は636.56平方メートル、延床面積は1,199.24平方メートルです。今回はスプリンクラー、検知した火元に向きを変えるカメラ、1人で使える屋内消火栓が備えられています。主な木材は日本産ヒノキで、一部の赤瓦には旧正殿の破損瓦を砕いたものが再利用されています。
北殿と南殿の再建は今後の課題です。沖縄総合事務局の2026年度北殿・南殿検討資料によると、この工事は正殿の公開後に行われます。資料では、2026年度時点で北殿はまだ設計段階にあり、完成時期は示されていません。正殿の下にある城郭の遺構が最後に公開されたのは2022年5月22日です。当時、公園側はホール完成後に再び公開する予定としていましたが、まだ日程は決まっていません。
よくある質問
2026年11月23日以降、首里城を訪れるのに予約は必要ですか?
正殿内に入る場合のみ必要です。そのチケットはWebketで日付と30分枠の予約が必要です。有料区域のそれ以外の部分(展望台からの正殿の眺めを含む)は予約なしで入れます。未就学児を除き、無料入場者も含めて全員が内部観覧の予約枠を必要とします。
2026年11月23日からの首里城の料金はいくらですか?
大人は1,000円、高校生は760円、小中学生は370円です。6歳未満は無料です。20人以上の団体は大人1人800円で、正殿の予約枠に追加料金はかかりません。
2027年1月分の首里城正殿チケットはいつ発売されますか?
2027年1月1日以降は、来園日の2か月前の月の1日13:00に販売が始まります。2027年1月分の場合は、2026年11月1日13:00です。Webketで購入できますが、先に会員登録が必要です。
正殿の予約枠が満員の場合、首里城で何が見られますか?
正殿の予約なしのチケットを購入してください。展望デッキからの正殿の外観、黄金御殿、復興展示室、東のアザナ、ミュージアムショップ球陽が見られます。料金は予約枠付きのチケットと同じです。当日に枠が空けば、券売窓口でチケットを切り替えてもらえることもあります。



