日本に雪が降るのはいつ?2026-27年の予想と都市別日付
つまり日本に雪が降る時期は、どこにいるかで答えが変わります。日本は南北に長く、日本海側は太平洋側より雪が多く降ります。東京や大阪がある太平洋側は雪が少ないのが特徴です。このガイドの日付は気象庁(JMA)の平年値で、各都市の観測地点における1991年から2020年の平均です。今シーズンについては気象庁自身の見通しだけを使っています。
都市別の初雪の日付
北海道の初雪は10月下旬、本州の日本海側は11月です。京都・名古屋・大阪は12月、東京は1月と続きます。
下記の日付はすべて2026年10月16日時点の気象庁の平年値で確認したものです。気象庁は、その観測点でその冬に初めて雪が観測された日を初雪としているため、わずかな降雪でも数えられます。地面に雪が積もるのはもっと後で、その年最後の雪は春までずれ込むこともあります。
下の表は10都市を初雪が早い順に並べ、終雪と平年の年間降雪量も示しています。札幌の雪の季節は10月28日から4月21日まで続きます。東京は1月3日から3月9日までしかありません。
| 都市 | 初雪 | 終雪 | 年間降雪量(cm) |
|---|---|---|---|
| 札幌 | 10月28日 | 4月21日 | 479 |
| 函館 | 11月1日 | 4月16日 | 306 |
| 青森 | 11月8日 | 4月15日 | 567 |
| 長野 | 11月18日 | 4月8日 | 163 |
| 新潟 | 11月23日 | 4月6日 | 139 |
| 金沢 | 11月24日 | 4月7日 | 157 |
| 京都 | 12月11日 | 3月23日 | 15 |
| 名古屋 | 12月18日 | 3月12日 | — |
| 大阪 | 12月26日 | 3月8日 | 1 |
| 東京 | 1月3日 | 3月9日 | 8 |
札幌の初雪は東京より67日早く、京都の初雪は東京より23日早いです。本州の北端にある青森は、この表の中で最も雪が多く、年間567cmです。京都は15cm、東京は8cm、大阪は約1cmです。
北海道の中でも雪の季節はさらに早く始まります。気象庁札幌管区気象台の北海道初雪平年値によると、北端の稚内と旭川はどちらも10月19日です。ニセコに近い倶知安町は10月20日と続きます。帯広と函館は11月1日まで待つことになります。山の頂は先に白くなります。旭岳の初冠雪は9月25日、札幌の背後にある手稲山は10月18日です。

上の簡易表は、訪れる可能性が高い4都市を示しています。札幌が10月28日で最も早く、次いで金沢が11月24日、京都が12月11日、東京が1月3日です。各都市の月別の天気・行事・服装については、このサイトの日本を月別に見るガイドをご覧ください。
東京に雪は降る?
降りますが、必ず積もるわけではありません。東京の初雪は平均で1月3日です。1991年から2020年までの30回の冬のうち、1cm以上の積雪があったのは19回だけでした。
これはおよそ3回に2回の割合です。気象庁の東京の初雪・終雪平年値のページでは、1cm以上の積雪が最初に記録される日は1月23日とされています。最後にそうなる日は2月10日です。その冬最後の雪は平均で3月9日に降ります。
雪は積もるよりも降る回数のほうが多いです。気象庁の降雪日数の数え方では、東京は12月が平均0.6日、1月が2.8日、2月が3.5日で、年間では8.5日になります。気象庁の東京の気温・降雪日数の月別平年値の表に、この日数が月ごとに出ています。
量は少ないままです。気象庁の東京の降雪量の月別平年値では、年間の合計は約8cmとされています。東京で新たに1cm以上の雪が降る日は年間1.9日、5cm以上は0.5日です。1月・2月それぞれの平年の最深積雪は3cmです。

上の写真のような雪の積もった東京の街路は、平年ではなかなか見られない光景です。初雪の日付も年によって大きく変わります。気象庁東京管区気象台の2024年12月の初雪発表には、記録上もっとも早い初雪が載っています。1900年11月17日です。もっとも遅い記録は2007年3月16日でした。
最近の冬も同じようにばらついています。
- 2021-22年:初雪は2021年12月26日。
- 2022-23年:初雪は2023年1月24日。
- 2024-25年:初雪は2024年12月19日で、平年より15日早く、前の冬の1月13日より25日早い日付でした。
雪よりも寒さに備えて準備してください。東京の1月の平均気温は5.4℃で、最低気温の平均は1.2℃です。2月は平均6.1℃、最低気温の平均は2.1℃です。このサイトの東京の1月と東京の2月のページに、行事や服装がまとまっています。
京都に雪は降る?
毎年少しは降ります。京都の初雪は平均で12月11日です。1cm以上の積雪は1月12日に最初に現れ、2月8日に最後に現れます。
気象庁の京都の初雪・終雪平年値のページでは、その冬最後の雪は3月23日とされています。京都は東京や大阪より早く、また頻繁に雪が降りますが、北の地域に比べると量はまだ少ないです。
気象庁の京都の降雪量の月別平年値では、1cm以上の新しい雪が降る日は1月が1.6日、2月が2.2日です。年間では4.9日になります。年間の降雪量は約15cmです。最深積雪の平均は1月が3cm、2月が4cmです。
下の表は、多くの旅行者が冬に訪れる主要3都市を月ごとに比較したものです。
| 都市と月 | 降雪量(cm) | 1cm以上の新雪がある日数 | 最深積雪(cm) |
|---|---|---|---|
| 東京、1月 | 4 | 0.7 | 3 |
| 東京、2月 | 4 | 0.8 | 3 |
| 京都、1月 | 5 | 1.6 | 3 |
| 京都、2月 | 7 | 2.2 | 4 |
| 大阪、1月 | 0 | — | — |
| 大阪、2月 | 1 | — | — |
気象庁の京都の気温・降雪量の月別平年値を見ると、雪が長く残らない理由がわかります。1月の平均気温は4.8℃で、最高気温の平均は9.1℃、最低気温の平均は1.5℃です。2月の平均気温は5.4℃で、最高気温の平均は10.0℃、最低気温の平均は1.6℃です。

上の写真のような、新雪に覆われたお寺の屋根は、多くの旅行者が見たいと望む景色です。お寺や行事、服装については京都の1月と京都の2月をご覧ください。
大阪に雪は降る?
積もるほど降ることはほとんどありません。大阪の初雪は平均で12月26日です。1991年から2020年までの30年のうち、1cm以上の積雪があったのは9回だけでした。
これはおよそ3回に1回の割合です。気象庁の大阪の初雪・終雪平年値のページでは、1cm以上の積雪が最初に記録される日は1月29日とされています。その冬最後の雪は3月8日に降ります。大阪の初雪は東京より8日早いです。
雪が降ること自体は珍しくありません。気象庁の大阪の気温・降雪日数の月別平年値では、気象庁の降雪日数の数え方で1月は4.7日、年間降雪量は0cmです。2月は5.5日で、降雪量は約1cmです。つまり雪は降っても、ほとんど積もらないということです。

上の比較表は、東京・京都・大阪を初雪・終雪・年間降雪量の同じ3項目で並べたものです。大阪は合計が最も少ない都市です。気象庁の大阪の降雪量の月別平年値では、1cm以上の新雪がある日は年間0.4日しかありません。京都は4.9日です。

この写真のような、大阪の路面電車に雪が降る光景は珍しいものです。大阪は冬の都市としては温暖で、1月の平均気温は6.2℃、最低気温の平均は3.0℃、2月は平均6.6℃、最低気温の平均は3.2℃です。雪を目的に旅行するなら、京都や日本海側で1日過ごす計画を立ててください。このサイトの大阪の1月と大阪の2月のページに、ほかの天気の情報がまとまっています。
札幌の雪と雪が多い都市
札幌の年間降雪量は479cmで、このガイドの中で最も多いのは青森の567cmです。
札幌の479cmは、東京の8cmのおよそ60倍にあたります。気象庁の札幌の気温・降雪量の月別平年値を月ごとに見ると次のようになります。
- 12月:降雪量113cm、平均気温-0.9℃。
- 1月:降雪量137cm、最深積雪76cm、平均気温-3.2℃。
- 2月:降雪量116cm、最深積雪95cm、平均気温-2.7℃。
- 年間:最深積雪97cm、気象庁の数え方で降雪日数134.5日。
気象庁の札幌の初雪・終雪平年値のページを見ると、雪が積もっていく様子がわかります。地面に初めて雪が積もるのは11月9日、1cm以上は11月12日です。根雪が始まるのは12月3日から6日頃で、終わるのは4月2日から3日頃です。その間、札幌の街は雪に覆われたままです。このサイトの札幌の1月と札幌の2月のページに、日々の最高・最低気温がまとまっています。さっぽろ雪まつり2027のガイドでは、札幌最大の冬の行事を紹介しています。

| 項目 | 値 |
|---|---|
| 青森 | 195cm |
| 札幌 | 137cm |
| 函館 | 91cm |
| 金沢 | 67cm |
| 新潟 | 63cm |
| 長野 | 63cm |
上のグラフは、雪が多い6都市の1月の降雪量を順位づけしたものです。青森が195cmで最も多く、1月の平均気温は-0.9℃で、137cmの札幌を上回ります。函館は1月に91cm、年間では306cmです。金沢は1月に67cm、年間では157cmです。新潟と長野はどちらも1月に63cmで、年間はそれぞれ139cmと163cmです。長野の1月の平均気温は-0.4℃で、青森の-0.9℃に近い値です。
各都市にはそれぞれ1月のページがあります。青森の1月、金沢の1月、新潟の1月、長野の1月です。このサイトの北海道の1月のページに載っている10か所のうち、最深積雪がもっとも深いのは倶知安で、平均155cmです。

上の写真のような、札幌の街路沿いに積まれた雪山は何か月も残ります。ゲレンデの雪については日本スキーレポートを確認してください。雪景色が美しい町・温泉・祭りについては、このサイトの冬の日本で訪れたい場所をご覧ください。
2026-27年冬の日本の雪予想
2026年9月18日発表の気象庁の2026-27年冬の寒候期予報では、東日本・西日本の日本海側で降雪量が平年より少なくなると見込まれています。
気象庁のページではこの予報を寒候期予報と呼んでいます。北日本の日本海側については、降雪量は平年並みか少なくなる見込みです。気温は東日本・西日本と沖縄・奄美で高く、北日本では平年並みか高くなる見込みです。気象庁の西日本の雪予想は、近畿の日本海側と山陰の沿岸部を対象としており、北部九州は含まれません。
この予報は各地域について、平年より少ない・平年並み・平年より多いの確率を示しています。下の表に日本海側の4地域すべてを示します。
| 地域 | 平年より少ない | 平年並み | 平年より多い |
|---|---|---|---|
| 北日本、日本海側 | 40% | 40% | 20% |
| 東日本、日本海側 | 50% | 30% | 20% |
| 西日本、日本海側 | 50% | 30% | 20% |
| 近畿、日本海側 | 50% | 30% | 20% |
この表は確定した予測ではなく確率として読んでください。東日本・西日本・近畿の日本海側では、平年より少ない冬になる確率が50%です。これは平年より多い冬になる確率20%の2.5倍にあたります。それでも20%という確率は残っているので、雪が多い冬になる可能性も消えていません。
東京を含む関東甲信地方については、気象庁は気温を低い10%・平年並み30%・高い60%としています。降水量は少ない20%・平年並み30%・多い50%です。この予報では、その多めの降水が雨になるのか雪になるのかは示されていません。
気象庁はその理由を2つ挙げています。エルニーニョ現象が冬まで続く見込みであることと、日本付近の冬の季節風が弱い見込みであることです。シベリア高気圧の強さはおおむね平年並みですが、アリューシャン低気圧は西側で弱くなっています。

上の画像は気象庁の寒候期予報のページ(日本語)です。これまでの冬を見ると、暖かい見通しが出ても雪が降らないとは限らないことがわかります。前の冬、2025年12月から2026年2月は暖かく、北日本は平年より1.0℃、東日本・西日本は平年より0.9℃高くなりました。それでも降雪量は、北日本の日本海側で平年の96%、東日本の日本海側で99%、西日本の日本海側で135%に達しました。同じく暖かかった2023-24年の冬は、それぞれ77%、58%、56%でした。
| 冬 | 北日本 日本海側 | 東日本 日本海側 | 西日本 日本海側 |
|---|---|---|---|
| 2025-26年 | 96% | 99% | 135% |
| 2023-24年 | 77% | 58% | 56% |
期間が短い予報も、暖かくなるという見方で一致しています。気象庁の2026年10月から12月の3か月予報では、全国的に気温が高くなる見込みです。12月については、西日本の日本海側で雨または雪の曇りの日が平年より多くなる見込みです。2026年10月15日発表の気象庁1か月予報でも、全国的に気温が高くなる見込みとされています。

上の3つの段階は、気象庁の3つの予報を、冬全体から次の1か月まで対象の期間が長い順に並べたものです。
雪を見るのに最適な時期
東京では2月の降雪日数が平均3.5日でもっとも多くなります。雪が積もった状態を多くの日に見たいなら、12月から2月にかけて北海道か日本海側へ行ってください。
東京の年間8.5の降雪日数のうち、約41%が2月に集中しているので、2月の旅行が首都で雪を見られる確率がもっとも高くなります。京都でも2月が最も多く、1cm以上の新雪がある日が2.2日あります。札幌では根雪がおおむね12月上旬から4月上旬まで続くので、その期間ならいつ訪れても雪があります。
雪の旅行の前には、気象庁の予報を更新される順に確認してください。
- 寒候期予報:冬全体の予報で、最新は2026年9月18日発表。
- 3か月予報:次の3か月の予報で、現在は10月から12月をカバー。
- 1か月予報:次の1か月の予報で、最新は2026年10月15日発表。

上の画像は気象庁の3か月予報のページです。予報はそのたびに新しいものへ置き換わるので、雪に合わせて電車やツアーを予約する直前に最新版を確認してください。
服装は絵になる景色ではなく、実際の数字に合わせて決めてください。札幌では1月の最高気温の平均は-0.4℃、最低気温の平均は-6.4℃で、最深積雪は76cmに達します。東京では1月の最高気温の平均は9.8℃、最低気温の平均は1.2℃です。札幌では滑りにくいブーツ、東京では暖かいコートが必要です。このサイトの日本の冬の持ち物リストに重ね着や履物の情報がまとまっており、日本の月別気温では各都市を年間で比較できます。
よくある質問
東京は毎年雪が降る?
気象庁の数え方では、東京は年間平均8.5日の降雪日がありますが、雪が積もることはそれより少ないです。1991年から2020年までの30回の冬のうち、1cm以上の積雪があったのは19回だけでした。
日本で雪を見るのに一番いい月は?
東京と京都では2月がもっとも確率が高いです。深い雪を見たいなら、北海道か日本海側の1月・2月がもっとも確実な選択です。札幌の降雪量は平均で1月が137cm、2月が116cmです。
2026-27年の冬は雪が多くなる?
気象庁は東日本・西日本の日本海側で平年より雪が少なくなると見込んでおり、平年より少ない確率は50%です。平年より多くなる確率も20%残っています。前の冬も暖かかったものの、西日本の日本海側では平年の135%の降雪量になりました。
京都は1月に雪が降る?
よく降りますが、量は少ないです。京都では1月に1cm以上の新雪がある日が平均1.6日あり、最深積雪の平均は3cmです。地面に雪が積もる最初の日は平均で1月12日です。



